浅草でレトロな着物をレンタルする時のポイント10選
東京の観光地として有名な浅草。たまには気分を変えて、着物を着て観光してみたいですよね。
近年、レトロな着物やアンティークの着物が流行っており、浅草の着物レンタルショップに訪れる沢山の人がレトロな着物をレンタルし、また多くのレンタルショップがレトロやアンティークの着物プランを出しています。
そんなレトロな着物の特徴や着こなし方、そして着物を着て観光するのにおすすめの場所を、ポイントを10点お伝え致します。
そもそもレトロな着物とは・・・
レトロとは懐古的という意味で、大正時代~昭和初期あたりに着られていた着物のことを言います。
特に大正時代から外国の文化が日本に浸透し、ヨーロッパのアール・ヌーボーの影響で着物の柄は植物模様や洋風の絵が用いられるようになりました。色使いもとても鮮やかになり、着物や帯、小物にもしっかり柄や色が入っていたりと、着物文化ががらりと変わった時代です。
当時の着物が、現在レトロモダンとして流行っており大変人気があります。
ただ、当時は今よりも小柄な人が多くその人に合わせて仕立てられているので、裄や身丈が短めのものが多いです。なのでアンティークの着物は、特に背が高い人はおはしょりや裄が短めになる可能性があります。
レンタル着物は、背の高い女性でも着られるものが用意されている所が多いので、さほど心配はいらないでしょう。
まずは、レトロな着物に合うヘアメイクをご紹介いたします。
メイク
当時の写真や絵画を見ると、リップは赤色で、眉毛は平行、または下がり気味で太目にかかれており、現在の流行りのメイクと似ているところがあります。着物の色や柄が派手なので、顔が負けないようはっきりしたメイクが良いでしょう。
アイメイクも、アイラインは太目にひき、目の下はアイシャドウなどでぼかすと当時のメイクっぽくなります。
ヘアセット
当時流行した髪型には、「フィンガーウェーブ」や「耳隠し」などがあります。
フィンガーウェーブとは、前髪にウェーブを入れた髪型のことです。耳隠しとはその名の通り、髪の毛で耳を覆う髪型のことで、フィンガーウェーブで横に流した前髪で耳隠しするやり方が当時は流行していました。
ただ、ヘアセットは少し難しいかもしれません。自分でやる時のやり方は、コテで前髪をウェーブさせ、そこにヘアスプレーをかけかっちりとめます。耳隠しする場合は、ウェーブで耳を隠しそこもヘアスプレーでしっかりと留めます。
ヘアスプレーだけでは心配なのでピンやダッカールを沢山使います。ネット上にもやり方が載っていますが、不安な方は美容院に相談する方が良いでしょう。
次に、レトロな着物を選ぶときのポイントをご紹介します。
体型、年齢に合う模様選び
レトロな着物は色が鮮やかで柄も現代にはない独特なものや派手なものが多いので、着物選びは大切です。
まず柄の大きさは、小柄な人は柄の小さいもの、背の高い人は柄の大きいものを選びましょう。
裾に大きな柄がある場合、背の高い人の方が柄を生かして着ることができます。逆に小柄な方は小さめの柄を着ると柄が主張しないので優しい、可愛らしい印象になります。
また、ふくよかな方も、大きめの柄が良いでしょう。体型の気になる人は、ストライプなど縦模様の入った柄や、濃いめの色を選ぶと良いでしょう。
そして、30代以上の方で時々「年だから派手すぎるのはちょっと・・・」という方がいらっしゃいますが、年齢を重ねられたからこと明るめ、パステルカラーのような優しい色を着た方が華やかで柔らかく見えます。
帯の選び方
着物を選んだら次は帯を選びます。帯を選ぶポイントは、着物に入っている柄の色を選ぶことです。色の多いものを選ぶとなじみますし、色の少ないものを選ぶとシックな雰囲気になります。
もし柄に入っている色の帯がなければ、「赤、黄色、紫」の3色は割とどんな色でも合います。
お勧めの帯締め、帯揚げ
帯を決めたら帯締めと帯揚げを決めます。帯締め帯揚げも基本的には着物や帯に入っている色を使うと良いです。レトロな着物は鮮やかなので、帯締めは目立つように太目のものが良いでしょう。
また、当時の絵画や写真を見ると、帯揚げは絞りのものが多く使用されていたようなのでもしレンタルショップにあれば絞りのものを選ぶと当時の雰囲気に近づけます。
袴プラン
着物レンタルには、袴セットもあります。「はいからさんが通る」でおなじみの紫の絣模様の着物に、赤い袴姿。とってもかわいいですよね。実は袴は良いこと尽くしで、まず裾や帯の着崩れを心配する必要がありません。そして、袴には黒いブーツを履くことができるので、履き慣れない草履を履かなくても大丈夫です。
そして、袴は中が二股に分かれているズボンのようなタイプと分かれていないスカートのようなタイプがありますが、どちらも着物より歩きやすくなっています。髪型も、ハーフアップに髪飾りなど簡単な髪型でよいので、ヘアメイクも着物に比べて楽です。
着物は冠婚葬祭などで何度か着る機会はありますが、袴は大学の卒業式などあまり着る機会がないので、試してみてはいかがでしょうか。
次に、レトロな着物に合う小物類をご紹介致します。和小物もかわいいですが、最近は洋風の小物を合わせ、和洋折衷で着物を楽しむ人もいます。
基本的に着物のレンタルショップは手ぶらでも行けますが、小物の持込みを許可しているところもあるので、着物に合いそうな小物があれば持っていってみましょう。
帽子
意外かもしれませんが、着物に帽子は合います。夏は麦わら帽子、冬はベレー帽や中折れ帽などがお勧めです。美容院やレンタルショップでのヘアセットはお金がかかりますし、自分でするのも時間がかかったり難しかったりするので、ヘアセットや金銭面で帽子の方が楽です。
イヤリング・ピアス・ネックレス
普通の着物を着る時にもピアスはつけますが、レトロ着物を着る時には大振りなものや、派手なものが良いでしょう。ネックレスも小ぶりなものではなく、ロングネックレスで柄やペンダント部分が大振りなものや派手なデザインのものが良いでしょう。
着付けが完成したら浅草を観光しましょう♪お勧めスポットを紹介します!
浅草観光の王道な場所とは?
浅草といえば、まず誰もが思い浮かべるのは浅草寺でしょう。特に、雷門の前で写真を撮る人はたくさんいますね。外国人観光客も多いので、着物で行くと外国人から大人気で写真をお願いされるかもしれません。
次に、浅草寺から宝蔵門までの道にある「仲見世通り」では、お土産を選んだり食べ歩きを楽しめます。これらの観光地は、夕方や夜に行くのも雰囲気があり日中とは違う気分を味わえますよ。
フォトジェニックな場所も沢山
また、浅草にはフォトジェニックやインスタ映えするスポットも沢山あります。まずお勧めなのが、浅草花月堂本店にある壁一面カラフルな風車の壁で、とても鮮やかです。ここは食事ができるところで、「ジャンボメロンパン」も有名です。
次に、「ice tokyo」というロールアイス専門店で、こちらはトッピングが自分で選べるので自分なりのアイスクリームが食べられますし、写真に撮ってもかわいいです。また、夏場は浅草寺付近にある「江戸珈琲纏」というお店に、シロクマの形のかき氷もあり、とってもかわいいですよ。
以上が浅草でレトロな着物をレンタルする時の10個のポイントです。
浅草観光で着物をレンタルする際は、是非レトロな着物に挑戦してみてはいかがでしょうか。
浅草 着物レンタル 梨花和服
東京メトロ銀座線「浅草駅」から徒歩7分
都営浅草線「浅草駅」から徒歩9分
浅草寺まで徒歩3分
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