京都で着物レンタルをした時の生理など緊急対策8選
せっかく京都で着物レンタルをしたら何も気にせず楽しみたいですよね!でも何かが起きてしまうのが旅行。
今回は着物レンタルをした時の緊急事態を想定して、対策を8つピックアップします。
着物レンタル時の予定外の生理に・・・
まずは予想外のタイミングで生理になってしまったとき。
せっかく日程調整したのに~~~!って、こればっかりはどうしようもないですよね。
京都 着物レンタル 梨花和服ではそのような時のために、「着物安心保険」をご用意しております。
レンタル着物が汚れないか、着崩れしないかなどなど、気になることはいろいろあるでしょうが、心配しないで!
対策としては、「淡色パンツをはかなくちゃいけない」ときと考えましょう。
おすすめは「タンポン」「ナプキン」「生理用ショーツ」、必殺技としては、「大人用オムツ ローライズ」。
一番気になる「汚れ問題」は「タンポン」「ナプキン」「生理用ショーツ」。
これなら急なときでもすぐにコンビニやドラッグストアで揃えられそうですね。
「夜用ナプキン+生理用ショーツ」で心配な場合は「タンポン+普通ナプキン+生理用ショーツ」でも。
生理用ショーツもロング丈タイプがあるので、着物用にはラインもひびかず便利。
夏の浴衣の時期でもこれなら使い勝手よさそう!
どうしても心配な場合は思い切って「大人用オムツ」を使う手もあります。
ローライズタイプがあり、パンツスタイルにも使えるよう設計されているので、緊急的に着物のときに利用するのもアリ。
あまりに手厚く防備しすぎると、動きにくくなったり、いざトイレの中でも手数が増えて逆に気になるかもしれません。
時間に余裕をもって少し回数多めにトイレに行くのを心がけると心配ないでしょう。
着物レンタルの草履の鼻緒ずれ
下駄や草履って、足にあたってる部分が少ないので油断しがちなんですが、意外と歩けなくなるんです。
それが「鼻緒ずれ」。被害予想箇所は3か所。
鼻緒がすげられている指の間と足の甲の側面の親指側と小指側です。原因は「履きなれないので皮膚に傷がつきやすい」ということと、「鼻緒が固い」という2つがあげられます。
まずは履きなれない点。夏になると、ビーチサンダルで鼻緒ずれしたことある人もいると思います。
何度も履くにしたがって、だんだんと慣れてくるのではないでしょうか。
下駄もはだしではきますから、同じように鼻緒ずれを起こします。
痛くなったらまずは足の入れ方を少しずらして痛い場所を避けて歩いてみてくださいね。
鼻緒にワセリンやベビーパウダーを塗っておくというアイディアもありますよ。
それでも、夏の初めは下駄には絆創膏は必須グッズかもしれません。
草履の場合は足袋を履くので傷になることはあまりありません。ですが、草履が新しい場合、鼻緒がまだ固く、足入れもきついときがあります。
その場合は鼻緒をやさしく引っ張り上げ、隙間を多くしましょう。
着物でお手洗いをする時の注意点
これは緊張の一瞬です。とにかく時間に余裕をもって臨みましょう。
いくら和装だからといっても、和式トイレはおすすめしません!慣れている洋式を探してくださいね。
できれば広めの個室に入って、ゆったりした気分で。
まずはそでを帯と着物の間にはさみこみます。
慣れてくれば腕に内側から外側にくるりと巻き付けてもいいです。そして裾をからげます。
まずは着物を左、右、つぎに長襦袢を左、右、そして肌襦袢を左、右と順序良く持ち上げ、きれいにたくし上げます。
背中側も下がってこないようにきれいに巻きあげてくださいね。
きれいに上げてしまえば、あとはロングコート着たままのロングスカートのイメージなので、慌てず落ち着いて。
下着も上げ下げしやすいようにあらかじめローライズ丈を準備しておくことをおすすめします。
その後、さっきとは全く逆の順番できれいに元通りにすればOK!
帯より下しか動かさないので、着崩れの心配もありませんよ。
帯の下あたりが少しゴロゴロするとけないので、下着から着物まではシワのないように戻しましょう。
そでも元通りにしたら、帯揚げの確認を忘れずに。
鏡の前では帯の確認もしてくださいね。お太鼓のときには特に「タレ」がぴょこんと跳ね上がってるときがあります。
苦しい着物の腰紐
着付けでのちのち苦しくなってくるのが紐類。特に長襦袢や着物を押さえている細ひもは、結び目が痛くて苦しい。
後からだんだんと苦しくなってくるので、着付けの段階であまり締め付けないよう気を付けたいところです。
帯の下あたりの紐であれば、少しゆるめても帯がおさえてくれるので大丈夫です。
結び目を上下にずらしたり、帯揚げをぐっと下げてはさんでみたりしてみましょう。ただし、腰紐だけはゆるませないよう気を付けて。
すそが落ちたり開いたりして、ひとりでは直しづらくなります。
着物の衿元くずれ
きれいな着姿は衿元が重要ですよね。気になって何度も触って確かめて、かえって崩れたりなんてことも?
「衿元が開いちゃった」というときには、試してもらいたい応急処置があります。
「長襦袢編」と「着物編」です。
「長襦袢編」・・・背中側を引き、衣紋の抜きを確保。そのあと長襦袢の左右の身頃を体を包み込むように巻き付ける。
衿元のくずれは長襦袢の着方が原因のことが多いのです。長襦袢の衿で胸を覆うように着るのが重要です。
「着物編」・・・おはしょりを下に引き、衿のたるみをなくします。
帯の上側の脇からそっと指を入れて左右の衿先を引いてみるのもいいです。
着崩れを防ぐのは、美しい立ち居振る舞い
京都の着物レンタルで楽しみなおでかけ。着物を着ているだけで、街中では目立つ存在でもありますよね。
だったら、すてきな立ち居振る舞いやマナーを身に着けて、「さすが」と思わせたいもの。それに着崩れの防止にもなるんです。
着物を着てみて驚くのは、意外と体の動きが洋服とは違っていること。でも着物のときの動作を洋服のときに使うと、とてもエレガントで女性らしい所作ができちゃいます。
着物を着た時の歩き方
着物の歩き方で思いつくのは「少し内股」。でもこれ、意外と勘違い。
無理に内股に歩く必要はなく、「脚をまっすぐ出して歩く」だけなんです。
ただしコツが必要で、膝の下だけを動かします。そうすると「ぴょこんぴょこん」跳ねずに、すり足ですすっと前に歩けるから、スマートな歩き姿になれます。
着物を着て食事のときに注意すること
一番に気になるのは衿や帯を汚さないかということですね。
着物に慣れないうちは、ナプキンを衿合わせにはさみ、帯まできれいに覆ってしまいましょう。
本来はナプキンは膝においておくものですから、正式な場では、実はマナー違反です。
でも、気になってせっかくの食事を楽しむことができないなんてつまらない。
よほど偉い方のまえやどうしてもいいところを見せたいときじゃなければよしとしましょうか。
いつかできるようになろうという気持ちが大事なんです。
そしてオーダーするものは、汁気の少ないものがいいでしょう。
「飛んだり跳ねたり」を気にせず美味しくいただけます。
もうひとつ気にしておきたいのは、そで。
着物では動くときにそでから腕がにゅっと出すぎるのはあまり美しくありません。
手首から5センチくらいなら許容範囲でしょうか。
それ以上出てしまいそうなら注意しておくのが無難です。
テーブル上で、手を伸ばしてとりたいものがあるときは、反対側の手をそで口にそっとあててみて。
「にゅっ」と出てしまっても、反対の手があててあるだけで、美しい所作に変身するから不思議です。
着物をレンタルした時の座り方
着物では、太ももを開かないようにするととても美しい動きになります。それは座るときにも同様のことがいえます。
椅子を背に、足を揃えてゆっくりと腰を下ろします。
また車に乗り込むときのように、横から椅子に腰かけるときも基本は同じ。
側面で椅子を背に足を揃え、そのまま腰を下ろします。
その後足を持ち上げ、腰を起点にくるりと体を回して完了。
先に腰を下ろしてしまうのがポイント。洋服のときにも使える動作です。
座ったあと、立ち上がった時には帯とおはしょりの確認もお忘れなく。
帯はお太鼓系の結び方の場合、「タレ」が出ていて上側にめくれ上がるときがあります。
またおはしょりもしわが寄ることがあるので、どちらもさりげなく手で触れて直してみてくださいね。
この記事の著者
京都 着物レンタル 梨花和服
京都市内で嵐山、祇園、清水寺に着物レンタル店を3店舗展開。
着付けプラン1980円、ヘアセットプランも3980円とお得なプランもご用意。
渡月橋、清水寺、八坂庚申堂、八坂神社など人気観光地の近く!
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