京都で浴衣レンタルとあじさいが似合う観光スポット5選
京都と言えば『桜』と『紅葉』が有名ですが、なにも京都はそれだけではありません。京都で夏にこそ楽しんでほしい花は『あじさい』です。
京都の上品で古風な雰囲気と初夏の爽やかで風情ある雰囲気、そしてあじさいの控えめなカラフルさが相まって、何とも言えない風情を醸し出します。
今回は夏の京都で浴衣レンタルをして行きたい『あじさいが見られるおすすめ観光スポット』を紹介していきましょう。あじさいと浴衣で、京都の夏の訪れを感じてみてください。
京都観光と合わせてあじさいが楽しめる『市内中央部』のスポット
最初は京都の中でも、祇園や河原の近くと言った比較的京都の都心部に近いエリアでのおすすめあじさいポットを紹介していきます。
こういった京都の都心部は浴衣レンタルのお店も多く、また他のエリアへのアクセスも良いためあじさい鑑賞以外の京都の観光エリアを回ることもできて便利ですよ。
四季を通して楽しめる、京都屈指の観光名所『祇園白川』
祇園白川と言えば桜の時期が有名ですが、実は初夏のあじさいの時期にも美しいあじさいの花を楽しませてくれます。
京都らしいはんなりとした格子戸の町家が立ち並び、風情ある石畳と青いあじさいの花のコントラストは非常に映えるのは勿論のこと、しっとりとした木々との雰囲気も相まって雨の日でも楽しませてくれる美しさを演出しています。
桜の時期に比べると人も少なく、また控えめに咲くあじさいと浴衣レンタルは相性も抜群で、写真映えすること間違いなしでしょう。
あじさいがあるのは祇園南通りで、白川沿いのすぐそばです。祇園四条駅からし四条通りを少し行き、大和大路通りをまっすぐ行き石橋を渡るとすぐ右手が白川筋です。
ここをまっすぐ白川沿いに行けば花の時期はあじさいと出会えるでしょう。
祇園白川のあじさいを見に行かれるであれば、祇園周辺で浴衣レンタルをされることがおすすめです。
京都最古の禅寺である建仁寺の塔頭である『霊源院』
建仁寺といえば歴史的価値が高い品が数多く鑑賞できる観光スポットとして知られていますが、ここの塔頭である『霊源院』の庭は『甘茶の庭』『甘露庭』として有名で、あじさいの変種である『甘茶』が多数植えられています。
庭園そのものは枯山水を基調にしているため、あじさいの盛りの時期は余計に花の美しさが引き立ち、幻想的な雰囲気さえ漂います。浴衣レンタルにこれ以上なく似合うこと請け合いでしょう。
霊源院の最寄り駅は清水五条ですが、駅からだと遠いので市営バスの利用をおすすめします。
京都市営バスの『清水道』から歩いて5分ほどなので、浴衣姿でもアクセスしやすいでしょう。
清水寺周辺で浴衣レンタルをすれば、清水寺周辺の観光と合わせて楽しめるでしょう。
あじさい庭園の本領発揮!京都郊外の浴衣が似合うあじさいスポット
続いては『京都でも外れの方』にある、浴衣が似合うあじさい観光スポットを紹介していきます。京都の都心部は建物が多いため庭園などが小さいですが、都心部から少し外れると、中々に大きくて見ごたえのあるあじさいスポットが多く存在します。
その中でも特に浴衣との相性が良い場所を幾つかピックアップしていくので、ぜひ浴衣レンタルでいらしてみてください。
京都であじさいといえばココは外せない!『三室戸寺』
京都で浴衣であじさいを見に行くのであれば、『三室戸寺』は避けては通れないでしょう。全国的に『あじさい寺』の名でも知られ、知名度・スケールの大きさ共に京都でも屈指のあじさいの名所と呼べる場所です。
敷地内にありあじさいの数は50種類1万株にも及び、それらのあじさいが咲き誇る様は『満開』『咲き乱れる』という表現がピッタリ当てはまります。
敷地内は『京都の庭園』というよりかは『自然の色味が強く』現れています。
そのためあじさいの花の色みと相まって、非常にしっとりとした自然感が演出されています。浴衣で巡るのに、これ以上ないほど雰囲気がしっくりと来ますよ。
三室戸寺は宇治市の中でも山よりの個所にあり、電車で行くのであれば京阪宇治線の三室戸駅が最寄りになります。
しかしそこから更に徒歩で20分ほどもかかりますので、浴衣で行くのであればタクシーの利用が望ましいでしょう。
こちらは京都市内で浴衣レンタルするのであれば、京都の祇園周辺での浴衣レンタルが便利でしょう。
山肌を埋めつくすあじさいは圧巻の一言!『善峯寺』
善峯寺の歴史は遡れば平安時代末期にまで行きつき、鎌倉時代にはすでに『善峯寺』の名で呼ばれていたと言います。
ココは西国三十三箇所霊場の20番札所としても知られ、桜や紅葉の名所としても有名です。善峯寺は上記した三室戸寺と同様に、京都でも屈指のあじさいの名所です。
敷地内には見渡す限り赤や青のあじさいの花が咲き乱れ、浴衣との相性が抜群に良い景観が広がっております。
善峯寺の敷地は意外と山奥の為、坂道や山肌が沢山見られ、あじさいはそれらの傾斜面に多く見られます。傾斜面の下から見上げれば咲き誇るあじさいの存在は圧巻の一言ですよ。
山肌に所狭しと咲き誇るあじさいの存在は、どこか現実離れしておりながらも現実の美しさを醸し出しており、まるで異境の世界の入り口にでもいるかのような気分を味合わせてくれるでしょう。
善峯寺は京都の都心部からはアクセスがあまりよくないので、向かうのであれば車でのアクセスをおすすめします。もしも電車で行くのであれば、JR京都線の『向日町『もしくは阪急京都線の『東向日』駅で降りた後、阪急バスで『善峯寺』まで行くことができます。
西の清水といわれた天皇家ゆかりの『楊谷寺』
楊谷寺は平安時代から天皇家や貴族を始めとする多くの人たちが眼病平癒の為に信仰してきた歴史ある寺院です。あじさいは勿論のこと、天皇家ゆかりの品々も多くあるので浴衣姿で巡るのにピッタリな風情ある観光スポットでしょう。
ここは敷地内のあじさいもさることながら、『あじさいまつり』の時などは手水舎や手水鉢の中などにあじさいの花が浮かべられインスタ映え確実な可愛くてお洒落な光景を楽しめますよ。
風情ある手水舎や手水鉢とあじさいの華やかさ、そして太陽で煌めく水の輝きとが相まって和洋折衷な美しさと可愛らしさが演出されています。ここに更に浴衣姿での記念撮影などすれば、『イイネ!』連発間違いなしな凄くお洒落な写真が撮れるでしょう。
もちろん『あじさいまつり』以外でもあじさいを楽しむことは出来ます。敷地内には27種類5000株にも及ぶたくさんのあじさいが植えられており、花の時期は敷地内を見て回るだけでもしっとりとした風情あるひと時を楽しめるでしょう。
またお祭り時以外の時は場所もあってかそれほど混むこともなく、静かにあじさいを楽しむことができます。特に敷地内にある『あじさい回路』は両脇にあじさいが咲き誇り、人があまりいない方が楽しめるスポットなので、平時におすすめです。
楊谷寺は基本的に車でしかアクセスが出来ないので、浴衣レンタルの際は周囲を気にする必要がないのが嬉しいとことでしょう。
車で向かう際は、長岡京インターチェンジを降りた後そのまま真っすぐ山の中に進んでいけば10分ほどで到着することができますよ。
浴衣レンタルであじさい観光をする際の注意点
浴衣でのあじさい鑑賞は非常に風流ではありますが、京都の多くのあじさいスポットは都市部から離れた、アクセスの良くない場所に多くあります。
そのため浴衣姿だと長時間歩くことになり、着崩れや草履の靴連れ、メイクの崩れなどが起こる可能性があります。
そのため浴衣レンタルであじさいを見に行くならば、自動車などで向かうなどなるべく歩き回らなくて良いようにしておくと良いでしょう。
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