京都の着物レンタルでトラブル回避のチェックポイント5選!
四季折々、いつ訪れても飽きないほどの魅力がある古都・京都。
京都で着物レンタルして散策したい女子には、期待度が高い観光エリアです。
しかし、普段カジュアルな装いの女子にとって、着物での旅は思いもよらないトラブルも起こります。
その場のノリで利用してしまい、予定外の追加料金が必要になった。歩き慣れない名所旧跡で転んでしまった。
外国人観光客の団体と遭遇し、着物を汚された。お化粧直しや食事の際、うっかり着物を汚してしまった、などなどです。
着物レンタルでのトラブル回避のチェックポイントをご紹介していきます。
京都で着物レンタルする時の利用上の注意点
- キャンセル料がかかるタイミングの確認
- レンタルサービス内容の確認(ヘアセットの有無等)
- レンタル利用規約の確認
- 草履が足のサイズに合っているか
- 暑さ対策・防寒対策
京都で着物レンタルする時に注意したいことがあります。
学生さんの場合、学割が利用できるかどうか利用規約をよく読むようにしましょう。
着物レンタル店によっては、サービス内容を着物・肌着や草履・足袋などレンタル品を一式付けての「セットプラン」で提案していたり、ヘアセットがプランの中に入っていたりします。料金を確認したいですね。
着物レンタルの学割プランを使う場合は「学生証」の提示を忘れないでください。
着物レンタルをする場合、着物のランクによって値段が違うことがあります。
金糸銀糸を含むような贅沢な作りであったり、上質な生地を使ったりと、質が高いとお値段も上がります。また、アンティーク着物のレンタルは高額になる傾向です。
着物レンタルには各種オプションがありますが、着付けのほかに小物などレンタルされる商品や、ヘアセットや写真撮影などのサービスがどうなっているのか、追加料金が発生する場合があるので事前に調べたいですね。
キャンセルをしたい時、キャンセル料が発生するかどうかも後々問題になりやすいです。
前日までならば無料になるケースもありますし、当日キャンセルでキャンセル料を取られる場合もあります。
レンタルした着物を返却する場合は時間延長がありますが、追加料金が発生することも。契約前に着物レンタル店のHPの規約をしっかり読みましょう。
着物をレンタルする場合の注意点として、事前に確認しておいた方がいいことがあります。レンタル店に、小柄な人向けのサイズや大柄な人向けのサイズが揃っているかどうかです。
着物ばかりでなく草履にも気を付けましょう。足のサイズに合っているかどうか、鼻緒がきつくないか確認したいですね。
京都で春に着物をレンタルする場合は、温度調節も大事です。3月はまだ底冷えがするので、レンタル着物が薄手ですと寒く感じられます。
着物の下に防寒下着を着て対策しましょう。着物から下着が出てしまわないよう、上は襟元が深めに開いているもの、下はスパッツが良いでしょう。
京都で着物レンタルする時は歩き方に注意!
- 内股で歩き、歩く速度を落とす
- 階段を登る時は注意
京都観光で人気スポットに訪れる時、トラブルにならないよう気を付けたい点があります。
京都には坂道や階段、砂利道が多いため、着物で歩くと転倒しやすいのです。
代表的な名所として、清水寺に続く二寧坂(二年坂)や産寧坂(三年坂)では坂道が続きます。茶わん坂・雲母坂・きぬかけの路などもありますよね。草履で歩くのは意外と疲れますし、鼻緒が当たって痛くなる時があります。
普段は洋服を着ているので、どうしても大股・早歩きになりがちですが、内股で歩いたり、歩く速度を落としたりするなど注意が必要です。
また、坂道のある京都の観光スポットといえば、伏見稲荷神社。千本鳥居があり、外国人にも大人気です。
千本鳥居の階段は段差が緩やかなので、祇園で着物レンタルで散策しても比較的安心です。
世界遺産・清水寺も階段が多い名所ですが、階段を登る時には裾を手で持ち上げて、着物の裾が汚れないようにしましょう。
京都には坂道や階段だけでなく、砂利道も多いです。京都御所や二条城は砂利が敷き詰められているので、歩く時には転倒しないように十分に注意しましょう。
転倒によって着物が破損すると、着物レンタル店から別途料金を請求されることがあります。このあたりも、前もって規約を調べておきましょう。
京都で着物レンタルする際に訪日外国人客に注意!
嵐山は京都の観光地としても非常に人気が高い場所ですが、最近は外国人観光客が急増しています。
とりわけ中国人の団体客が多く、渡月橋で自撮りしたり、嵐山界隈にはスタンドの飲食店が連なっているため、メインストリートで食べ歩きしながらの光景も見受けられます。食べ歩きしている通行人に、レンタル着物を汚される可能性も考えられるのです。
さらに渡月橋のたもとでは、訪日外国人観光客や人力車などで大混雑という状況も。
人気スポットである「竹林の小径」の混雑は酷く、人力車が往来するので狭い道で観光客と接触しそうな場面もあります。
着物に傷を付けられないよう注意したいですね。
祇園の花見小路通でも、舞妓さんを写真に撮ろうと外国人観光客が殺到したりして、同じような状況が起きています。お店の着物を不測の事態で汚さないよう、人混みを避けましょう。
京都で着物レンタルする場合、お化粧直しには要注意!
京都で着物レンタルする場合に気を付けておいた方がいいのは、長襦袢の半襟や袖口などに口紅やファンデーションがついてしまうことです。食事の後など化粧直しする女子は、ファンデやリップが指先についていないか確認してください。
ルースパウダーも意外と着物汚れの原因になります。
また、マニキュアやジェルネイルなどは一度着物に付着すると、落とすのが容易ではありません。香水やオーデコロンなども臭いが着物に移る場合がありますので、避けた方がいいでしょう。
ファンデーションや口紅は油溶性の汚れなので、ティッシュや布で油分を当て布に移し取ってから、ベンジンで染み抜きをします。素人がうかつに行うとよけいに汚れが広がるため、早めに着物レンタル店に返却した方がよいです。
こういう不測の事態に対して、着物レンタル店が用意している着物保険に加入するという手もあります。
着物保険では軽い汚れには対応していますが、落ちにくいシミや汚れがついた場合などはクリーニングやメンテナンスなど別料金が発生することもあります。
京都で着物レンタルする場合、お食事に気を遣っていますか?
京都で着物レンタルして祇園や嵐山を散策すると、イマドキのお洒落なお店に遭遇します。京都の魅力は古都ならではの美しさと、モダンさが調和しているところでしょう。
ちょっと奮発して、ランチはフレンチかイタリアンに!そんな時、レンタルした着物に注意を払っていますか?
着物での食事は洋服とは違い慣れていないので、食べこぼしをしやすいです。大判のハンカチを膝に乗せるなどの気遣いも大事ですが、半襟や袖口などは汚しやすい部分。
もし万が一、飲み物や食べ物で着物を汚してしまった場合、ダメージを最小限にしましょう。
応急処置としては、シミがついたら早い段階に対応し、水だけでさっと処理すること。ゴシゴシこすったりしないことが大切です。食べこぼしの汚れには、水溶性のものと油溶性のものがあります。水
溶性のものは醤油やジュース・コーヒーなどの飲み物で、シミの下に布を置いて、水で濡らしたおしぼりなどでポンポンと上から押さえて叩き、裏側のタオルなどに汚れを移し取るのがベスト。油溶性のものはマヨネーズやミートソースなど落ちにくいです。
さらに注意すべきはワインです。赤ワインや果物など色素を含む食品は、染み抜きが難しいので、無理に自分で何とかしようとせず、レンタル店に返却するのが好ましいです。
着物を返却した時に、着物レンタル店からクリーニング代を請求されるケースもあります。
あらかじめ着物レンタルをする前に規約をよく確認しましょう。
着物保険の加入を勧めている場合には、クリーニング代の必要がないことも。着物レンタル利用する時に入っておいた方がいいでしょう。
しかし、汚れや破損が酷くクリーニング代の上限を超える場合には、高額の請求がされることがあります。
重大なトラブルに発展しないよう、着物レンタルをする際にはお店のHPにある利用規約をしっかりチェックしておきましょう。
この記事の著者
京都 着物レンタル 梨花和服
京都市内で嵐山、祇園、清水寺に着物レンタル店を3店舗展開。
着付けプラン1980円、ヘアセットプランも3980円とお得なプランもご用意。
渡月橋、清水寺、八坂庚申堂、八坂神社など人気観光地の近く!
京都の着物レンタルプラン一覧