京都で着物レンタルするときに参考にしたい自分に似合う着物の選び方！

京都で着物レンタルをするなら自分にピッタリの着物や帯を選びたいですよね。
でも「和服のことは詳しくないからよく分からない」、「着物ってどれも同じじゃないの？」などなど、初めて着物レンタルをする時は分からないことがたくさんあります。
そこで、この記事では京都らしさを取り入れつつ、あなたに似合う着物や帯を選べるように基本的なパーソナルカラー別に柄や色、雰囲気の選び方をご紹介します！
関東と関西での着物の好みや帯の結び方の違いなどもお伝えするので、はんなり雅な京都風のコーディネートを取り入れることができちゃいますよ♪

関東と関西では着物と帯にどんな違いがあるの？

まずは関東と関西での着物と帯の違いについて簡単にご紹介します。関東では昔から「粋・シャープ」なものが好まれ、代表的な着物の柄として江戸小紋が人気です。一方関西では「雅・はんなり」なものが好まれてきました。
伝統的な京友禅にも見られるように、多色で華やかなものが選ばれてきたんです。
そして、帯の結び方にも「関東巻き」と「関西巻き」という言葉があるように違いがあります。関東では自分の体を軸にして右から左(反時計回り)に帯を巻いていくのに対し、関西では左から右(時計回り)に巻いていくんです。
ただし、関西の人だから絶対に関西巻きというわけではなく、現代では地域関係なく関東巻きも多く使われています。見せたい柄によって左右を変えるということもあるので、それほど気にしなくてもOKですよ。
京都で着物レンタルする際に「どっちで巻くんだろう」と帯に注目しながら着付けを見ているのも面白いですよ♪

京都で着物レンタルするなら何を参考にすればいい？

関東と関西の着物・帯の違いを知ると「せっかく京都で着物レンタルするなら京都風のコーディネートにしたい」と思いますよね。雅・多色・関西巻きというポイントをおさえれば京都らしい着物を選ぶことができますよ。
インスタなどのSNSでは京都で着物レンタルをした人の写真がたくさん見られるので、それも参考になりますよ。その中でもやっぱり気になるのは「自分に似合う着物の色や雰囲気はどうすれば良いんだろう？」という点ですよね。
ここからは京都らしさの中にも自分に合った着物や帯を選ぶために、基本となるパーソナルカラー別の選び方をご紹介します。

スプリングタイプにおすすめの着物と帯

イエローベース肌のスプリングタイプの人におすすめなのが春のようなイメージで可愛らしく若々しい雰囲気の着物です。このタイプは元気いっぱいの明るい色がとっても似合うので、赤・オレンジ・黄・グリーン系などのビタミンカラーがおすすめです。
コーラルピンクの着物にイエローの帯を締めて、帯揚げなどの小物に反対色のイエローグリーンを持ってくると、春に咲く花のような印象になってとっても可愛いですよ！その他、スプリングタイプにおすすめのカラーは「菜の花色、ターコイズブルー、朱赤、萌木色、ベージュ」などがあります。
普段選ばないカラーでもあなたにピッタリ合うので、この機会に新しいコーディネートに挑戦してみてくださいね♪

サマータイプにおすすめの着物と帯

ブルーベース肌のサマータイプの人におすすめなのが上品で柔らかい印象の着物です。特にサマータイプ人はパステルカラーがとっても似合うのでおすすめします！
夏というと活発で元気な印象を受けますが、このタイプに合うのが「清楚・おしとやか」などの雰囲気を出せるコーディネートなんですよ。
コーディネートはベビーピンクの着物に同系色の柄がついたオフホワイトの帯、帯締めなどの小物も同系色でまとめると上品で可愛らしい印象になりますよ。「もうちょっと派手にしたい！」という場合は帯をシルバーにしたり、ラメが入っているデザインのものにしても良いですね。小物で差し色を入れると引き締まった印象にもなりますよ♪
その他、サマータイプにおすすめな色は「オフホワイト、ローズピンク、朱華色、スカイブルー、ライトブルーグレー、ミント、水色、ラベンダー　明るいネイビー」などが挙げられます。

オータムタイプにおすすめの着物と帯

イエローベース肌のオータムタイプの人におすすめなのが、大人っぽい印象で落ち着きがある着物や、落ち着きの中にも華やかさのあるものがピッタリですよ。秋の紅葉を思わせるような深みのある濃いカラーがとっても似合います。
山吹色、カーキ、ブラウンなどのオータムカラーは上品で落ち着きがあり、柔和で温かみのある大人の女性を演出することができます。
「秋のカラーだと地味になっちゃうんじゃないの？」と思われるかもしれませんが、京都風のカラフルな着物を選ぶことで華やかさもプラスすることができるんですよ。例えば紅葉を思わせるカラーの地色にカラフルな柄が大胆に施されている着物を選ぶと、一気に華やかさが増します。帯や小物に反対色をもってくることで個性的な着こなしになるので是非チャレンジしてみてくださいね♪
その他オータムタイプの人におすすめなカラーは「トマトレッド、マスタード、キャロットオレンジ、辛子色、ブラウン、レンガ色、オリーブ、抹茶、モスグリーン」です。

ウインタータイプにおすすめの着物と帯

ブルーベース肌のウインタータイプの人におすすめなのが、濃くはっきりとしたカラーの地色や粋でシャープな印象の着物です。和モダンや個性的でクールな着物もとっても似合うんですよ。
メリハリがあって派手な印象の着物や帯でも上手に着こなせるのがこのタイプの特徴です。着物の色を選ぶ際はハッキリしたビビットカラーを選ぶようにしましょう。
白や黒といったモノトーンがとっても合うのでレトロモダンな着物を見つけたら是非挑戦してみてください。「モノトーンだと地味になりそう…」と考えてしまうかもしれませんが、こちらも京都風の着物らしくカラフルな柄のものを選ぶことで大胆さやインパクトのある個性的なコーディネートにすることができます。
例えばモノトーンなストライプ柄でも、カラフルで大ぶりな柄がプラスされているものを選ぶことで一気に華やかになります。帯も柄付きのものを選ぶことで更に個性が出せちゃいますよ♪
その他ウインタータイプにおすすめなのが「ショッキングピンク、レッド、ターコイズ、紺色、ボルドー、ロイヤルブルー、レモンイエロー、瑠璃色、ダークネイビー、ツツジ色」などのカラーになります。

黒髪に合う着物や帯の選び方

続いて髪色別の着物や帯の選び方もご紹介していきます。まず日本人と言えば黒髪ですよね？何色を選んでも合うのが黒髪のメリットです。
一見重たい印象になってしまいがちですが、鮮やかなレッドやホワイトなどハッキリとしたカラーの着物や帯を選ぶことで黒髪がとっても映えるんです！
また、髪飾りも濃いめの赤を使うことで日本人らしい美しさを出すことができます。学校を卒業したら髪を染める方も多いので、ダメージのない綺麗な黒髪が自慢の学生さんにも着物レンタルはおすすめですよ♪

暗めの髪に合う着物や帯の選び方

黒髪と同じくイルミナカラーなどで染めた暗髪や、落ち着きのあるダークブラウン系の髪も様々な着物や帯に似合います。
ブラウン系の髪であれば地味になりがちなオータムカラーのものでも、レトロな感じで可愛く着こなすことができるんですよ。暗髪には赤系、暗めのアッシュブラウンであれば淡いイエローやグリーンなどが特に合います。髪飾りも同系色でまとめると綺麗に仕上がりますよ。
暗めの髪の中でもダークブラウンはオールマイティーなカラーなので、他のパーソナルカラーのような着こなしにしたいという場合はヘアカラーを変えてみるのも一つの手です。
メイクで肌のトーンも変えることができるので、好きなカラーを選びたいという方にはおすすめです！

明るめの髪に合う着物の選び方

「明るい髪は和服に似合わないんじゃないの？」と思われがちですが、そんなことはないんですよ。最近は京都観光に来た海外の女性も着物レンタルをしていて、ブロンドヘアでもすごく可愛く着こなしている方が多いんです。
日本でも外国人風のヘアカラーがトレンドなので、ハイトーンの髪にしている人は多いものです。
ダブルカラーでグレージュやミルクティーブラウンに染めた髪はとっても可愛いですよね。そんな明るめの髪に合うのは原色を使った和モダンの着物や帯など、濃いめのカラーです。重くなりがちな雰囲気の着物や帯でも、髪が明るいことでバランスよく着こなすことができちゃいます！
ピンクベージュなどのヘアカラーは同系色の着物や帯を選ぶとすごく可愛いコーディネートになるんです。
柄や小物で上品にしたり、思いっきり可愛くすることもできるので、友達やスタッフさんと相談しながらいろいろと選んでみるのも楽しいですよ♪

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