雨の日に京都で着物レンタルをする時の5つの注意点
「京都で着物レンタルして観光しよう!」
そう思い立って予約をしようとしてみたものの、もし当日に雨が降ってしまったらどうしよう?
やっぱり洋服の方が楽かなあ・・・と、思い悩んでいるそこのあなた!
そこで京都の着物レンタルを諦めてしまってはもったいないです!
なれない着物だと心配かもしれませんが、雨の日の観光を楽しむことは不可能ではないです!
雨の日ならではの楽しみ方もあります!
「雨の日だとそもそも着物レンタルできないのでは?」という心配もあるかと思いますが、京都 着物レンタル 梨花和服では雨の日でも通常通り着物レンタルすることができるのでご安心ください。
今回は雨の日に着物レンタルで京都を楽しむための注意点をお伝えしていこうと思います!
ぜひ参考になさってくださいね。
雨の日も着物レンタルは可能?
ほとんどの京都の着物レンタル店で、おそらく雨の日でも着物レンタルが可能です。
ただ、汚してしまった場合のクリーニング代などがかかってしまうケースもあるので、定款や利用規約をよく確認することをおすすめします。
レンタル着物を汚してしまう前の対策
雨の日に一番心配なのは、着物を万が一、汚してしまった時のことですよね。
「弁償しなければいけないのだろうか・・・。」と心配になってしまいますよね。
実はその点は安心して大丈夫なんです。
着物レンタル店では安心して雨の日でもレンタルできるように保険がかけられるんです!
京都 着物レンタル 梨花和服には「着物保険」というものがあって、レンタル料金にプラスして¥500(税別)で入ることができます。
もし加入していないと汚した場合に5,000~10,000円のクリーニング代がかかってしまうことがあります。
事前に入っておけば心強いですね。
雨による汚れだけでなく食べ物をこぼしてしまった時などにも適用できるので、食べ歩きをする際にも安心ですね!
また、着物レンタルではポリエステル製の着物が用意されているので、絹の着物よりも汚れに強いというメリットもあります。
雨に濡れにくい着物着付けポイント
着物保険があるとはいえ、汚さないで済むのが一番です。
雨の日にはどんなことに気を付けて着付けをする,もしくはしてもらえばいいのでしょうか。
雨の日の着物で最も汚れやすい部分は、洋服と同じように、足元です。
傘で防ぎきれない雨が裾を汚してしまいます。
そうならないために大事なことは、通常よりも裾は短めに着付けておくということです。
京都の着物レンタルの着物は街歩き用のカジュアルなものなので、短めに着付けても問題ありません。短めの方が歩きやすくなるというメリットもあります。
訪問着など、フォーマルな場面で着るものはかかとまで隠れるくらい裾を長めに着付けるのがマナーですので、その点は気をつけてください。
もし、雨コートを自分で用意するのであれば、裾をめくりあげて帯の部分で留めておく「裾上げ」を行うと良いでしょう。
雨に濡れにくい所作を意識しよう!
基本的には晴れの日でも雨の日でも気を付けるポイントは変わりません。
背筋をピンと伸ばして姿勢よく、ゆっくりとした動作を心がけましょう!
せかせか歩くと裾も濡れやすくなってしまいますし、周りの人に落ち着きのない印象を与えてしまいます。
つま先を少し内側に向けて、小股でゆっくりと歩きましょう。
しっとりと歩く舞妓さんをイメージすれば分かりやすいでしょうか。
こうすることで着崩れも防ぐことが出来ます。
また、傘を差すときにも腕が露出しすぎないように意識すると上品な印象になります。
雨でタクシーなどを利用する機会もあるかもしれません。
その場合には、車体も雨に濡れていますので、なるべく触れないように気を遣うことが大事になってきます。
ドアを開けてお尻から乗り込むのが基本的な動作ですが、雨の場合は頭から車内に頭から入っていき、裾が車体に触れないように注意しながら乗ってもよいでしょう。
おしとやかな日本人女性の雰囲気を醸し出して、雨の京都に華を添えられるといいですね!
京都で雨の日でも安心の観光スポット!
雨になってしまうと、晴れの日と同じように街歩きや食べ歩きを楽しむことはちょっと難しいこともあるかもしれません。
外にいる時間が長いとどうしても気を使うポイントも多くなりますので、タクシーや電車、バスなどを有効活用して優雅な旅を楽しむのもいいでしょう。
雨の情緒が美しく、屋内から楽しむことのできる京都のお寺をいくつかご紹介しておきますのでご参考になれば嬉しいです。
嵐山で着物レンタルをして雨の日の観光スポットをお探しの方はこちらご覧ください!「嵐山で雨の日の着物レンタルに。雨でも楽しめる嵐山の観光スポット」
東福寺
紅葉が美しいスポットとして有名なお寺ですが、雨の日におすすめのお寺でもあります。京都駅からJR奈良線で一駅というアクセスのしやすさもポイントです。
参道の臥雲橋や通天橋には屋根があるので、傘を差さずに歩けるところがいいですね。
雨の多い梅雨の時期には新緑の青々としたもみじを楽しむことが出来ます。紅葉の混雑期よりも比較的ゆったりとめぐることができるのもいいですね。
大徳寺 高桐院
あまり聞きなじみのないスポットかもしれませんが、雨で濡れた石畳と木々の織り成す情景が美しい場所です。
京都駅から市バスで40分と少し離れていますが、静かに自分と向き合いたいときにおすすめです。
三方向を庭で囲まれた本堂はいつまでもその場にいたくなってしまいます。抹茶をいただくこともできますので、庭を眺めながらボーっとする贅沢な時間を楽しんではいかがでしょうか。
蓮華寺
こちらも庭が大変美しいお寺です。まるで絵画のような風景に包まれて、雨に濡れた苔や新緑のにおいを感じる・・・幽玄な雰囲気と、着物姿がとてもマッチしそうですね。
京都駅から市バスで40分ほどかかる場所ですが、一度は行ってみる価値ありのスポットです。
着物レンタルの雨対策グッズ
いろいろと気をつけることも多くて大変な雨の日の着物での京都観光。
ここまで読んでみて、「やっぱり大変そうだな―、面倒くさそうだなー。」なんて思っている方!
着物には雨よけのためのグッズが沢山あります。
晴れの日には身に着けることの出来ないアイテムを揃えて、雨の日ならではのコーディネートを楽しんでみるというのも一つの手です。
おすすめの着物用レイングッズをご紹介します!
草履カバー
着物の足元は足袋と草履が定番ですが、足袋は布製なので雨がしみ込んできて体が冷える心配があります。
それだけでなくご自身の不快指数も上がってしまいますよね。
そんな時におすすめなのが草履カバーです。
草履のつま先部分を覆う、透明なカバーです。草履のかわいい柄を隠してしまうことなく、雨を防ぐことが出来るのでとてもおすすめです。
草履自体が雨の日仕様になっている雨草履もありますので、そちらを用意してしまってもいいかもしれません。
雨コート
今後、ご自身でも着物を着る機会があるのであれば、着物用の雨コートを準備するのもいいですね。
着物をすっぽりと足先まで覆ってくれるコートですので、雨が降っても安心して歩くことが出来ます。
上半身の部分と下半身の部分(裾除け)が分かれている二部式のものもあるので、好みに合わせて選んでみるといいですね。
お安いものでは数千円から手に入れることが出来、カラーバリエーションや柄も豊富にあります。
お気に入りを見つければ雨の日でも気分は楽しく観光できそうですね!
和柄の傘
雨の日の必需品である傘。着物と合わせるならば、やはり和柄のかわいい傘を選んでおきたいところですよね。
京都の雑貨屋さんでかわいいものを探すというのも楽しいと思いますし、インターネットでもたくさんの種類が販売されています。
着物の染めでおなじみの紅型染め(びんがたぞめ)をあしらった傘などもあります。
どんな柄の着物をレンタルするか妄想しながらそれに合う傘を探してみるという、旅に行く前のわくわく感も増えるかもしれません笑
ここまで雨の日に着物レンタルをするときの注意点をお伝えしてきました。
やっぱりハードルが高い!と思ってしまった方も、雨の日はどんなに気を付けていても多少は汚れてしまうこともありますので、あまり気にしすぎずに観光を楽しんでください!
雨の京都で素敵な着物をまとって、素敵な思い出を沢山作ってくださいね!
この記事の著者
京都 着物レンタル 梨花和服
京都市内で嵐山、祇園、清水寺に着物レンタル店を3店舗展開。
着付けプラン1980円、ヘアセットプランも3980円とお得なプランもご用意。
渡月橋、清水寺、八坂庚申堂、八坂神社など人気観光地の近く!
梨花和服 清水寺店
清水寺徒歩3分、八坂庚申堂徒歩3分、二年坂目の前
〒605-0862 京都府京都市東山区清水三丁目327番地6
梨花和服 嵐山店
〒616-0004 京都府京都市西京区嵐山中尾下町24−6
阪急嵐山駅から徒歩3分、渡月橋まで徒歩3分
着物の種類200種類以上でオリジナル髪飾りもご用意!
梨花和服 祇園店
京阪祇園四条駅から徒歩5分、八坂神社まで徒歩3分
〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側347−39 Re:Cube GION B1F
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