着物レンタルで節約デート！カップルが巡るべき祇園観光スポット

京都で着物が最も似合う街といえば「祇園」。
舞妓さんやお茶屋があることでも祇園は有名ですよね。敷居もお値段も高そうな祇園ですが、実は無料やお安い観光スポットがたくさんあります。
本日は祇園で着物レンタルをして着物姿で祇園をたった1000円で楽しめる節約デートコースをまとめてみました。
「祇園で1000円デート？」「それってできるの？」と言われそうですが、できるんです。総予算1000円ぽっきり。
劇的にお安いですが、誰にでも自慢できる「これぞ祇園♡」なハイライトデートコースですよ。さっそくご紹介しましょう。

八坂神社から西花見小路

八坂神社

祇園と言ったらなんといっても「八坂神社」です。四条通りの突き当たりにデーンと建っている朱色の大きな神社です。特に着物姿ならここは外せない超メジャースポット。
「八坂神社」は京の町の守り神様で、夏に行われる「祇園祭」の神社として有名です。「祇園祭」は7月に1ヶ月間かけて行われる夏の風物詩ですが、その時期でなくても八坂神社はお約束の場所。着物着用率が非常に高くて、カラフルな着物レンタルに身を包んだ着物カップルがたくさんいますよ。
八坂神社の階段でポーズをとって写真を撮る方が多く、お写真スポットとしても有名です。24時間参拝できるので早朝でも夜でもOKですが、本日はスタート地点として選んでみました。
ちなみに拝観料は無料です。お財布に優しい神社でもあるんですね。それではここから祇園デートを始めていきましょう！

御前社

八坂神社の境内にあるのが「美御前社」です。こじんまりした小さな社殿ですが、ここは美人祈願のご利益スポットとして大変有名です。
京都には着物美女も着物美魔女もたくさんいて、もちろん古くから美女祈願をされる方が多いです。美女祈願で有名な神社は2つあり、その1つがこちらの「美御前社」。本当に小さな神社で、社殿前には神水がわき出ています。この神水を2～3滴取って肌につけましょう。
「美容水」として美女祈願にもイケメン祈願にもご利益がありますよ。「美御前社」は修学旅行生にも人気で、制服姿の男子が一生懸命肌につけていたりして笑いを誘うほのぼのスポットです。
ちなみに「美御前社」の拝観料も無料です。美しいもの全般にご利益があって、美容師さんやネイリストさんなど美容関連のお仕事の方も技術向上や発展を祈願してよく参拝されています。

花見小路

「美御前社」の次に向かうのは「花見小路」です。八坂神社の階段を降りて、そのまま5分ほど歩くと「花見小路」に到着です。ここは外せない観光ストリートで、いつもたくさんの人で賑わっています。
観光の方が本当に多くて、車がそろりそろりと遠慮しながら通るエリア。舞妓さんで有名な花街（かがい）ストリートなので、もとから「花見小路」は着物姿の方や着物が似合う雰囲気のお店が多いですが、最近は特に日本人でも外人さんでも着物レンタル姿で歩いています。
普通のお着物よりカラフルなお着物の方がずっと多いエリアですね。この「花見小路」もお写真スポットで、インスタ映えとして有名なんですよ。京都ならではの京町家が並んでいて、和風のカフェやランチなどのお店になっていることが多いです。
まさに着物レンタルの祇園観光スポットですね。祇園で古くからあるお茶屋や置屋も並んでいるので、京都の情緒たっぷりの雰囲気が楽しめるでしょう。

建仁寺

花見小路を着物姿でお散歩していくと、突き当たりに建っているのが「建仁寺」です。もともと祇園一帯は「建仁寺」の境内であったと言われているほどなので、祇園ではシンボル的なお寺と言って過言ではないでしょう。
京都最古の禅寺で、臨済宗建仁寺派の大本山です。坐禅や写経できることでも人気が高いですが、観光の方にはインスタ映えのお寺として特に人気があります。なんと天井に龍が描かれた巨大な「雲龍図」のお写真が撮れるんですよ。
風神雷神図も有名で、そちらのお写真も撮ることができます。お写真規制の多い京都のお寺の中で、「建仁寺」はかなり親切なお寺と言えるでしょう。
着物や浴衣姿の方も多いです。拝観料は500円ですが、それ以上の価値は十分にあるのでぜひ参拝してみて下さいね。イチオシのインスタ映え系のお寺です。カラフル系ではなく渋系路線で、男女ともに人気がありますが、男性の方が圧倒的に好むかもしれませんね！彼の好みに合わせてみるのも良いでしょう。
「建仁寺」の境内は広いので、時間をとってゆっくり拝観するのがオススメです。

小路

建仁寺を出たら、次は「西花見小路」です。先ほど歩いた「花見小路」の西側に位置するストリートです。ここも祇園ではお約束なので着物姿でお散歩してみましょう。
「西花見小路」や「花見小路」一帯は観光の方がとても多い人気エリアですが、派手な感じはなく、昔のレトロな京都を体感することができます。建物は京町家が多くて、なんと築100年以上の木造建築のお家ばかりが並んでいますよ。
そもそも瓦屋根なんて最近は少ないでしょうが、京都では健在で、どこででも見られますよね。「西花見小路」の年季の入った建物の前でカラフルな着物姿のお写真を撮るのも素敵です。

辰己大明神から白川南通

辰己大明神

四条通りをはさんで祇園を反対側に歩いていくと、「辰己大明神」があります。「辰己大明神」は芸事上達のご利益で知られる神社で、観光向けというよりは地元の舞妓さんなどがよく参拝される穴場スポットです。
こじんまりした町の神社さんと言った感じですが、祇園白川の守り神さまでもあるんですよ。
大きくはなく、派手さもありませんが、芸能やエンタメ、習い事などにもし興味があるならお参りしておくと良いでしょう。「辰己大明神」は混雑することも少ないので、ゆったりと参拝することができます。もちろん拝観料も無料です。

巽橋

そのまま祇園を歩いて行くと、「巽橋」が見えてきます。これは祇園の北側に位置する白川にかかる小さな橋ですが、実はとても有名です。
この橋の周辺は京都の風情がたっぷりと味わえるので、テレビや雑誌で「祇園」が紹介される際には、「巽橋」が撮影されることが多いです。京都市の伝統的建築物群保存地区にも指定されているんですよ。
もしかしたらドラマなどで見たことがあるかもしれませんね。ラブストーリーにもサスペンスにも似合いそうな「京都カラー」な雰囲気で、祇園デートならここは外せないスポットです。着物姿でお写真を撮って「有名な巽橋の写真」としてSNSにアップするのも良いでしょう。

白川南通

さらに祇園をお散歩していくと「白川南通」になります。このあたりはお茶屋が立ち並んでいた跡地です。昔の風情もあり、朱色の玉垣と緑のコントラストも美しくて、インスタ映えスポットとしても人気があります。京都ってどこを撮っても絵になるんですよね～。ここは桜の季節が特に有名で大人気のエリアですが、それ以外の季節にもオススメです。
「ザ・祇園」の雰囲気とでも言うのでしょうか。「白川南通」はまさにそんな感じなんですよ。着物姿がとても映えるので、自撮りでもいいからたくさん撮っておくと良いでしょう。
また、日中の「白川南通」はお稽古に通う舞妓さんの姿もチラホラ見れるエリアです。本物の舞妓さんに会えるかもしれません！

祇園の着物デートの到着地点

南座

最後は「南座」でフィニッシュです。歌舞伎などが行われることで有名ですが、改修工事が済んだばかりで、古くてムードがあるとても美しい昭和レトロな建物です。特に夕方以降のライトアップされた情景が素敵なんですよ。
夜間にキラキラと大変ゴージャスに見えるので、もし遅い時間だったならインスタ映えスポットとしてイチオシです。
SNSにアップしたらきっと「いいね」がたくさんもらえるでしょう。「南座」は最後のシメに最適なスポット。
「南座」の概観を見て、本日の祇園デートは終了です。京都の街をお着物姿でたくさん歩きましたね。お疲れ様でした！
いかがでしたか？祇園のハイライトデートコース9スポットをご紹介してみました。
たった1000円の祇園コースですが、「お着物で祇園に行ってきたよ～♡」とお友達に自慢できますよ。
節約コースだなんてきっと誰にも分かりません。なによりも「祇園」というだけで高級なイメージがありますよね。
そして「着物♡」。普段はなかなか着る機会のない着物ですが、京都は着物着用率が高いので気軽に着ることができます。彼と一緒にカップルでキメてみましょう！雰囲気がぜんぜん違ってドキドキするかも～。
たくさんSNSにもアップできますよ。ぜひ着物姿で祇園の街を楽しんでみてくださいね。以上、「カップルが巡るべき祇園観光スポット（お着物＆節約編）」のご紹介でした♪

梨花和服 京都 祇園店
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