浅草を着物レンタルして半日観光コース
昔ながらの風情を残す東京浅草。浅草寺を始めとした有名スポットや、様々なグルメが人気の観光地となっています。
今回は、そんな浅草の街を半日で楽しめる観光コースについての紹介です。お昼過ぎから日が暮れるまでの半日なら、どこがおすすめでしょうか?
浅草 着物レンタル 梨花和服で着物レンタル
浅草観光に出かける前に、まずは浅草で着物レンタルをしてはどうでしょうか?日本の首都圏である東京とはいえ、浅草は昔の名残が残る風情ある街です。江戸時代とは言わずとも、昔ながらの街並みが着物姿によく合います。
「半日程度だったら着物レンタルしなくてもいい」と思うかもしれませんが、半日だからこそ着物に慣れない人は無理をせずに着物レンタルを楽しめるのです。半日だけなら、疲れることなく着物姿を満喫することができるでしょう。
浅草といえば「浅草寺」
始めに紹介するのは浅草寺です。浅草本店梨花和服から浅草寺の方角へ進んで行けばすぐに到達します。
巨大な提灯と「風神像」「雷神像」が有名な雷門を有する浅草寺は、浅草の中でも特に大きい寺院になります。ご本尊が出現したのは623年と歴史も長く、古くから浅草の地を見守ってきました。
その後も、多くの人たちが訪れ、源義朝や足利尊氏らから庇護され、現在に至ります。
ご本尊が祀られ、「龍之図」「天人之図」「散華之図」の天井画を見ることができる本堂はもちろん見所の一つですが、他にも、仁王尊像と大草鞋が出迎える宝蔵門(仁王門)。事前に囲まれた閑静な庭園が特徴の伝法院。遠くからでも目立つ五重塔など、見どころが多く見ていて飽きません。
時期によっては節分会やほおずき市なども開催されており、時期ごとの催しを体感することができるでしょう。
食べ歩きの名所「仲見世商店街」
浅草寺から雷門へと進めば、様々な出店が立ち並ぶ仲見世商店街を見学できます。
約60以上ある出店は扱っている物も様々で、特に見上げ物店が多く立ち並びます。着物や小物といった、いかにもなお土産品はもちろん、人形焼きなどの名物土産も数多く出品しています。
また、最中やせんべいなどの食べ歩きも可能で、店を見て回るだけでも時間が経つのを忘れます。ぜひ、浅草の名物を堪能してください。
ただし、浅草寺から続く仲見世商店街は、普段から人通りの多い場所です。食べ歩きに夢中になりすぎて、転んだりぶつかったりしないよう注意してください。
おすすめの出店「浅草きびだんご あづま」
数ある出店の中でも、おすすめなのは「浅草きびだんご あづま」です。江戸時代から続くきびだんごの味を、今もなお受け継がれている出店になります。
お品書きはもちろんきびだんごです。串に刺さったきびだんごは、食べやすく優しい甘さを堪能できます。
お土産とせても購入できますが、出店で直接食べるできたてのきびだんごは、格別なおいしさがあるでしょう。
冷やし抹茶も販売していますので、店先で一息入れてみてはどうでしょうか?
おすすめの出店「浅草ちょうちんもなか」
「浅草ちょうちんもなか」も、仲見世商店街では人気のお店です。昔、駄菓子屋で賑わったアイス最中を今風にアレンジし、お年寄りからお子様まで堪能できるようにしています。
純国産のもち米を使用した最中の中には、バニラや抹茶など、計8種類のクリーミーなアイスが詰まっています。外はサクサク、中はひんやりした触感を楽しむことができるでしょう。
また、季節によってお品書きも変わります。夏は梅や夏みかんを使用したフルーツ酢ジュース。冬は甘酒屋お汁粉といったように、アイス最中以外もおすすめの理由です。
もちろん、あんこが詰まった普通の最中も販売しており、アイス最中と合わせて堪能したいところです。
おすすめの出店「浅草花月堂雷門店」
仲見世商店街から少し離れますが、「インスタ映えする」とSNSで人気の「浅草花月」も近くにあります。
名物「じゃんぼメロンパン」は外はカリカリ、中はフワフワのメロンパンです。1日3,000個は販売されるほどの人気商品となっています。
味はもちろん美味しいですが、何より大きさが特徴的です。子供の顔ほども大きさがあるメロンパンは、食べ応え抜群で食べ歩きにも向いています。
他にも、お土産に向いているセット販売やジャムを入れたパイ菓子。あんみつやかき氷などもあり、ちょっとした休憩によって堪能するのもいいでしょう。
ただし、あまりに人気店なため、座れないことがありますので注意してください。
おすすめの出店「浅草安心や」
こちらも仲見世商店街から少し離れますがおすすめのお店です。仲見世商店街を途中ではずれ、伝法院通りを進むと見えてきます。
台湾唐揚げの「炸鶏排(ザーチーパイ)」や、外はカリッと中はモチっとした「餅ドック」など、他では食べられないような料理を楽しむことができます。
また、大人向けのデザートである「日本酒ジェラート」というのもあり、暑い日の食べ歩きにはにはたまりません。他にも「お抹茶ジェラート」「本わさびジェラート」「生チョコジェラート」などもあり、浅草に来たら一度は食べてみたいデザートです。
歴史と伝統が詰まった「浅草公会堂」
浅草の演劇といえば「浅草演芸ホール」が有名ですが、「浅草公会堂」でも楽しむことができます。
仲見世商店街から伝法院通りを進んだ先にある浅草公会堂は、歌舞伎や演歌など、日によってさまざまな演目が楽しめます。
また、和太鼓や胡弓のコンサートも行っていたり、浅草演芸ホールとは違った演目を楽しむことができます。
他にも、正面入り口には、浅草に縁がある様々なスターの手形が配置されており、浅草の歴史を知ることができます。
日によっては、興味のない演目の可能性もありますが、浅草演芸ホールとは違う演目を、ぜひ見に来てください。
浅草名物「浅草演芸ホール」
もし、浅草公会堂の演目に興味がなければ浅草演芸ホールを見学してください。浅草演芸ホールを素通りして道なりに進めば、浅草演芸ホールが見えてきます。
浅草演芸ホールでは、主に落語を楽しむことができます。また、日にちや時間によっては曲芸やマジック、コントや紙切りなども行っており、見る人を楽しませてくれます。
時間があれば、浅草公会堂と浅草演芸ホールの両方を見学してほしいですが、半日で両方はたぶん無理だと思います。事前に調べるなどをして、好きな方を見学するといいでしょう。
浅草を一望できる「浅草文化観光センター」
時間がまだあれば、「浅草文化観光センター」もおすすめします。仲見世商店街へと戻り雷門から出れば、目の前に浅草文化観光センターがあります。
浅草文化観光センターは多目的利用されている建物です。6階の多目的スペースではイベント。7回の展示スペースでは浅草台東区の歴史などの見学。8階では無料の展望テラスで浅草の街を一望することができます。
また、8階では「アサクサ ミハラシカフェ 」もあります。チーズケーキやアイスなどのデザート。ピザやうな茶漬けなどの軽食。さらにはワインやビールなどのアルコール類も楽しめるのです。
ディナー前ではありますが、着物レンタルを返却する前にちょっとした息抜きをしてみてはどうでしょうか?
浅草本店 梨花和服の最終返却時間は「19:30」ですので、それまでにはお戻りください。
おすすめのディナー「和えん亭 吉幸」
着物レンタルを返却する前に、「和えん亭 吉幸」でディナーをしてはどうでしょうか?
吉幸は、コースで注文する懐石料理店です。決められた品目が出されるのではなく、季節によって献立が変わり、旬の食材を楽しむことができるのです。
また、吉幸では邦楽器を聴きながら食事ができます。夜の部なら18:30から。着物レンタルの返却時間(19:30)にギリギリではありますが、時間を合わすことで生の演奏を楽しむこともできるのです。
他にも、フグ会席を注文できますので、ちょっとしたご褒美にどうでしょうか?
おすすめのディナー「やきとりの扇屋 浅草店」
もっと気軽にディナーしたいなら、「やきとりの扇屋 浅草店」もおすすめです。備長炭で焼き上げたこだわりの焼き鳥は1本80円からと手軽に食べられるようになっています。
席数も多く、待たずに食事ができるのもおすすめの理由です。
今度は朝から浅草観光
今回紹介した半日観光ルートですが、あくまでもおすすめルートの一つでしかありません。時間があれば、金魚すくいが楽しめる「浅草きんぎょ」や様々な柄が魅力の染物店「東京本染館」など、おすすめしたい場所は沢山あります。
半日だけでも浅草の街は楽しめますが、時間の限界があります。今度は午前中から浅草観光に、ぜひ訪れてください。
浅草 着物レンタル 梨花和服
東京メトロ銀座線「浅草駅」から徒歩7分
都営浅草線「浅草駅」から徒歩9分
浅草寺まで徒歩3分
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