浅草神社へのアクセス・営業時間
浅草と言えば「浅草寺」が有名ですが、浅草神社も浅草の人にとって馴染み深い場所になり、毎年三社祭などが行われています。
梨花和服 浅草店からも徒歩3分ほどの場所にあり、砂利と和な雰囲気の建物で着物レンタル後の写真撮影などにもぴったりです。
浅草神社のご利益は商売繁盛、家内安全、必勝祈願、安産祈願、合格祈願などのご利益があるとされていることから、浅草寺を訪れた際に浅草神社にも足を運ぶ人が増えています。
そこで浅草神社の歴史や御朱印のもらい方、境内にあるものなどを紹介していきます。
浅草神社の歴史
浅草神社の歴史は、推古天皇の時代まで遡ります。
628年に檜前濱成と檜前竹成の兄弟が宮戸川で魚を取っていたところ、網に同じ人形の像が繰り返し掛ったので兄弟が不思議に思い、この地域で物知りと言われていた土師眞中知に相談しました。
そこで観音像であることを教えられました。
それから2人は毎日、観音像にお祈りをするようになり、その後に物知りとされていた土師眞中知が僧侶となって自宅を寺にしました。
このお寺こそ浅草寺の始まりになり、土師眞中知が亡くなった後に眞中知の子供の夢に観音菩薩が現われ、そのお告げに従って土師眞中知と檜前濱成、檜前竹成を祀ったのが浅草神社です。
浅草神社は武家から庶民など幅広い参詣者でいつも賑わっていたと言われていて、現在も御神体として土師眞中知と檜前濱成、檜前竹成が祀られています。
浅草神社のアクセス・受付時間について
浅草神社は台東区浅草にある神社で、浅草寺からも近く国の重要文化財として指定されていることから、観光スポットとして知られるようになりました。
浅草神社のアクセス方法は東京メトロ銀座線「浅草駅」から徒歩7分、都営地下鉄浅草線「浅草駅」から徒歩7分、東武線「浅草駅」から徒歩7分の場所にあります。
最近では、御朱印集めで浅草神社を訪れる人も増えています。御朱印の受付時間は9:00~16:30までになり、初穂料500円で御朱印を書いてもらうことができます。
御朱印の種類は「浅草神社」、「浅草名所七福神 恵比寿」、「被官稲荷神社」などのご朱印以外にも、お正月や三社祭、夏詣などの神事や行事に合わせて、頒布日限定の特別御朱印もいただくことができます。
頒布日限定の特別御朱印については、ご朱印帳を持っている人のみいただくことができるので、特別御朱印をもらいたいのであれば、必ず御朱印帳を持って浅草神社に行きましょう。
浅草神社では昇殿参拝も受けられ、個人祈祷や団体祈祷などがあります。昇殿参拝の受付時間については御朱印と同じで、9:00~16:30までとなっています。
混雑時は他の祈願者と一緒のご祈祷となるので、1人で祈祷をしてもらいたいというときには、空いている時間帯を電話で問い合わせ、事前に聞いておくことがおすすめです。
浅草神社の境内にあるもの
浅草神社は社殿、本殿、幣殿、拝殿などがあり、幣殿と拝殿は渡り廊下で繋がれている権現造りとなっています。
他にも境内には神楽殿や神輿庫などがあり、神が宿ると言われているご神木・依代も祀られています。
このご神木はご祭神である檜前兄弟が、海中より拾い上げた観音像を槐の木の切り株に安置したことから、槐の木がご神木として境内に祀られることになりました。
境内の神輿庫には、三社祭で担がれる「一之宮」、「二之宮」、「三之宮」が収められていて、5月の祭礼期間はもとより、お正月や春先の土日祝日に扉が開けられ、宮輿庫を拝観することができます。神楽殿は神様へ奉納する神楽や舞踊が舞われる場所で、年間を通して神事や行事などで「巫女舞」や「神事びんざさら舞」の奉演など、様々な催しが行われています。
境内には夫婦狛犬も設置されていて、外部からの厄を退ける役割があるとされています。この夫婦狛犬は江戸時代の初期に作られたもので、寄り添って佇んでいる様子から良縁や夫婦和合、恋愛成就などのご利益があると言われています。
浅草神社の行事について
浅草神社では年間行事として、歳旦祭や成人式奉祝祭、ひなまつり会や三社祭などが開催されています。他にも浅草神社では百人一首かるた取り大会や稲刈り、書初め教室や夏休み体験学習などを行っています。
行事や教室などに参加したいときには、公式ホームページから行事を確認して、日程や時間、詳細などを確認後、参加したい教室が見つかったら申し込みをしましょう。
浅草神社の名物とされる行事の三社祭は、毎年5月の第3金・土・日曜に行われています。三社祭が行われる時期は、1年で江戸の風情が残る下町が一番活気づくとき、とも言われています。
三社祭は東京の初夏を代表する風物詩となっているので、御朱印や夫婦狛犬のご利益を得るだけでなく、三社祭が行われる5月の第3金・土・日曜にも浅草神社を訪れてみてはいかがでしょうか。
三社祭の初日は東京都無形文化財指定の「神事びんざさら舞」が奉納され、2日目には「例大祭式典」が行われます。3日目には早朝から「宮出し」が行われることから、三社祭の期間中は浅草の街一体がお祭りモードとなり、いつもとは違った雰囲気の浅草を見ることができるでしょう。
この記事の著者
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東京都台東区雷門2丁目16−9 HULIC&New雷門 6F
東京メトロ銀座線「浅草駅」から徒歩7分
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