京都で着物レンタルするなら古風か今風かどちらがオススメ?
京都観光で着物レンタルは王道の組み合わせですが、着物を選ぶときに結構迷うのが『柄選び』ではないでしょうか。
一口に着物と言っても様々な種類の柄が存在しますので、その時の京都旅行や気分によって選ぶのも中々に迷ってしまいますよね。
特に今の流行は『大柄』な着物ですが、折角京都に来たのだから伝統的な『古風』な柄の着物も捨てがたいものです。
そこで今回は京都旅行で着物レンタルを控えている人のために、京都旅行に合った柄の着物の選び方を紹介していきましょう。
今の流行りか?伝統のものか?京都旅行におすすめの柄の着物
最初に京都旅行での着物レンタルで、おすすめな着物の柄を紹介していきます。京都で着物レンタルをするならば、やはり古風な『レトロ着物』か、今流行りの『大柄な着物』がおすすめでしょう。
それぞれの特徴を以下にまとめておきましたので、選ぶ上での参考にしてみてください。
レトロ風着物は流行に流されない『本物』の魅力がある
まず『レトロ風着物』についてですが、こちらその名の通り『レトロ着物』風な着物のことを指します。
レトロ着物とは、簡単に言えば一般的に昭和初期以前に作られた着物のうち、特に状態の良い着物を指すものです。
つまりレトロ風着物とは、そういった『レトロ着物』によく似たアンティークチックな柄や、古典的な柄で作られた着物のことをいうのでしょう。
レトロ風着物の魅力は、なんといっても真新しくありながらも大正ロマンチックな柄や、最近の着物には見られない珍しい色使いをしていることでしょう。
また古くから今に至るまで残ってきた柄だけあり、風格や格式の高さを感じる何とも言えない古風な魅力があり、歴史ある京都に非常にマッチしやすくなります。
古風な印象を受けたい人やレトロ感が好きな人におすすめの着物です。
アンティーク着物のレンタルについてもっと知りたいからはこちらの記事も人気です。
>京都でアンティーク着物をレンタルをする時に知っておきたい5つのポイント
大柄着物は流行に乗りたい人や一味違う自分の演出にピッタリ
続いては『大柄着物』についてです。大柄着物とは、その名の通り『柄が大きい』着物のことを指します。
大柄の着物は小柄に比べてひとつひとつの柄がハッキリとしていて目立ちやすく、より印象的でダイナミックに移るのが特徴です。
また大柄着物は最近の流行でもありますので、他の人と違って悪目立ちしにくいのもメリットでしょう。
大きな柄がドンッと描かれた着物は、非常に艶やかでありながらも迫力があります。良いものを選べば、それこそ『大奥』や『公家の姫君』のような貫禄ある美しいさを演出することが可能です。
また最近の流行りであることからも、ヘタに目立ちすぎずチャレンジしやすいのが嬉しいとことでしょう。
古風な街・京都で着物を選ぶにはココに気を付けよう!
おすすめ着物の紹介が済んだところで、ここからようやく『京都旅行での着物の選び方』について紹介していきます。
京都旅行に合った着物を選ぶためには、以下の4つのポイントに気を付けて選んでみてください。
向かう予定の京都の観光地の雰囲気で決める
最初に気を付けるべきポイントは、旅行先の『観光地の雰囲気とマッチしている』かどうかです。着物レンタルは『着物を着て京都の街を歩く』ことを目的としている場合が殆どなので、その観光地に合っていない柄の着物だと悪目立ちしてしまう可能性があります。
例えば『高台寺』や『大覚寺』のような格式ある伝統的なお寺であれば『古風で伝統的な柄』が似合うでしょう。
他にも『西芳寺』や『大徳寺』のような風流で古風な雰囲気が魅力の厳かな場所であれば『控えめで有りながらも趣がある柄』が、二年坂スタバのような和モダンな場所はレトロ風着物を選ぶ、といった具合です。
特に京都の観光地はいずれも古風な場所が多いので、レトロ着物と言わずとも『古風な柄』や『古風な雰囲気』のする着物を選ぶと多くの場所にマッチしやすくなります。
お寺や神社といった古風な場所には、同様に古風な『レトロ風着物』が相性抜群でしょう。
行く予定の着物レンタル店にどんな在庫があるか
向かう予定の観光地の雰囲気以外にも、利用予定のレンタル店の着物の在庫も気を付けるべきポイントです。当然ではありますが、レンタル着物店によっては在庫の数も違ければ、取り扱ってる柄の種類も数も異なります。
ですから着ていきたい柄が予め決まっている場合は、その柄の在庫や取り扱いが多いレンタル着物店を調べておく必要があります。
もしも着たい柄が決まっていない場合は、なるべく数多くの種類の柄や、もしくは取り扱っている着物の数が多いレンタル店を選んだ方がよいでしょう。
小物のアレンジによって決める
どういった小物を使いたいかによって決めるのも、着物選びのポイントのひとつです。
例えば着物でも帽子やブーツといった洋風の小物や装飾品を使いたいのであればレトロ風の着物を、花の縮緬房飾りなどの純和風小物を使いたいのであれば大柄着物を、というように使いたい小物によって着たい着物を決めるのです。
また使いたい小物のアレンジ方法でよっても、着物の柄が変わってきます。例えば先に書いた『花の縮緬房飾り』ですが、これを髪飾りとしてではなくブローチとして使いたいのであれば『レトロ風着物』の方がマッチしやすくなります。
他にも扇子や蛇の目といった小物やアイテムを使いたいなら大柄着物を、逆に骨組みの多い『和風洋傘』を使いたいならばレトロ着物と合わせるなど、アイテムの種類やアレンジの仕方によって着物の柄や種類を決めるのは有効な手段でしょう。
特に古風な小物やアレンジが好きな人は大判着物を、斬新なアレンジや洋風小物が好きな人はレトロ風着物を選ぶとしっくりきやすくなります。
写真映えする方を選ぶ
京都と言えば写真映えするフォトジェニックな場所が多い観光地でもあります。そして最近では『インスタ映え』に代表されるような『良い写真を撮ることを目的とした』旅行やイベントも多く存在しています。
もしも旅行の目的な『インスタ映え』でなかったとしても、旅行の記念に写真を撮りたいと思うことは一般的なことでしょう。でしたら『写真映えするかどうか』で着物を選ぶのもまたひとつの手です。
周囲の観光スポットとの調和を考えたらある程度どこにでも合うような柄が望ましいですが、単純に写真映えを臨むのであれば、普段着ないような派手な柄や古風な着物でも選びやすいでしょう。
もしも利用しているレンタル着物店で、古風なレトロ風着物にしろ今時な大柄着物にしろ、写真映えしそうだと思う柄の着物があったらそちらを選ぶ、そうすればあれこれ悩みにくくなります。
また写真映えする方の着物を選ぶことで、後日友人などにお土産話を聞かせるときも可愛い姿の写真を見せることができて自慢もしやすくなるでしょう。
InstagramなどのSNSが台頭している現代らしい選び方と言えますね。
最終的には気に入った物を選ぶのが一番
あれこれとおすすめの着物や選び方を紹介してきましたが、一番簡単で確実なのは『自分がイイ』とフィーリングで感じた柄の着物を選ぶことです。
京都は古風な街なので、やはり同じように古風な柄の着物や大柄にしても古風なものを選ぶのが一番相性が合いやすいです。
しかしそれは飽くまでも『合いやすい』というだけであって、自分が気に入った着物があるならそれを選ぶのが一番いいなのです。
自分に合った、もしくは気に入った着物を着て京都を楽しく巡る、それこそが着物レンタルでの京都旅行の醍醐味なのですから。
京都で着物レンタルなら梨花和服
京都市内で嵐山、祇園、清水寺に着物レンタル店3店舗展開
京都の着物レンタルプラン一覧