浴衣の着付け方法を簡単に実践!初心者でも見ながらできる10のポイント
浴衣を自分一人で着付けて、夏祭りや花火大会に行きたいと思っていませんか?今年の夏こそ自分で浴衣を着れたらカッコいいなぁ〜と思いませんか?
浴衣の着付けを自分で簡単にやってみたいという方向けに、着物レンタル 梨花和服の着付け師が着付けのポイントを解説しました。
着物レンタル 梨花和服とは
- 京都、浅草に着物レンタル店を4店舗展開
- 年間で3万人以上が着物レンタルを利用
- 着付け師は全員プロの着付け師
京都では、祇園祭、大文字の送り火、そしてPL、淀川、琵琶湖の花火大会等など、浴衣を着たくなるような夏のイベントが目白押し!
東京では、隅田川花火大会や江戸川花火大会、足立の花火大会や葛飾花火大会、神宮花火大会など浴衣がぴったりの花火大会が盛りだくさんです。
「でも、浴衣の着付けなんて、難しいし、私には絶対に無理!」と、諦めていたあなた。大丈夫、一緒に、浴衣の着付けを一人でできるように練習しましょう!
簡単に分かりやすく説明いたしますので、きっとあなたも浴衣の着付けをマスターできるはず。
自分で可愛い浴衣を着て素敵な夏の思い出をいっぱい作っちゃいましょう!
着物レンタル 梨花和服 は、浴衣を着ることがもっと皆様の身近なものになることを応援しています。
裾の位置を決め上前と下前を合わせましょう
浴衣を羽織ってください。衿の先から3分の1くらいを持ち上げて、裾の下のラインを決めましょう。
裾の下のラインが、くるぶしで床と平行になるようにしましょう。
左手で持った上前の端が体の右側にくるように合わせ決めた位置が動かないように広げます
右手で持った下前を上前の下に差し込み、その時浴衣の端を少し上げましょう。
上前を先に決めた位置に戻して、同じように少し上げましょう。
腰ひもの結び方
腰ひもを右の腰骨のすぐ上あたりにあてて、そのまま後ろへ回し交差して締めましょう。
そのまま前に回して合わせましょう。
結ぶときは下から上に2回絡めて締め、左右のひもを持ち替えて引っ張ってください。
余分なひもは腰に巻いた部分に結びます。
腰ひもに浴衣が挟まっている場合は前も後ろもすべて引き出しましょう。
腰ひもと浴衣の間に指を入れてシワを左右に伸ばして整えましょう。
前も後ろもたるみを伸ばしておはしょりを作ります。
おはしょりの整え方
手の甲を使っておはしょりを整えていきます。
両脇の空いている部分(身八つ口)から手を入れて前のおはしょりを整えます。
後ろも同様に整えます。おはしょりが綺麗に整ったら浴衣の着付けは半分完了です!
衣紋の抜き方
左手で左右の衿を合わせて持ちましょう。右手で背中の中心の縫い目を持って前後にひきながら衣紋の抜き具合を調整します。
衣紋の抜き具合はこぶし一つ分が目安です。
左側の身八つ口から左手を入れて下前の衿を持ちましょう。
上前の衿を右手で持って衿元を合わせましょう。
コーリンベルトの止め方
左の身八つ口からコーリンベルトを入れます。
下前のおはしょりを三角に折りたたみ胸の下のあばら骨の上あたりで衿を挟んでとめます。
留め具は床と平行になるようにします。
反対側のコーリンベルトを後ろから右脇へ回しましょう。
下前と同じ高さで上前の衿を挟んでとめましょう。
背中のシワを伸ばしましょう。背中心を持って下に引っ張ります。コーリンベルトの下に指を通し左右に広げます。
おはしょりの長さの調整方法
おなかの前に帯をあて帯の下からおはしょりの長さが指3本くらいが目安です。
おはしょりが長い場合はコーリンベルトの下付近で浴衣を上にあげて長さを調整します。
後ろも同じようにします。
伊達締めの締め方
上前のコーリンベルトの留め具辺りに伊達締めをあて、後ろに回し交差させ締めます。
結ぶときは下から上に2回絡めて締め、左右のひもを持ち替えて引っ張ります。
余ったひもは腰に巻いた部分に結びます。これで浴衣の着付けの完了です。
簡単にできる浴衣の帯の結び方(文庫帯)
自分でできる浴衣着付けに続いて、ここからは自分でできる浴衣の帯の結び方を紹介します!
「浴衣の帯なんて結んだことないし、そもそも素人が結べるの?」と不安でいっぱいになっているあなた、大丈夫。
ここでも、浴衣着付けの時と同様、丁寧に説明していきます。一つ一つ確認しながら進めていただければきっとマスターできるはず!
帯の結び方には、沢山種類がありますが今回は定番の文庫帯の結び方を見ていきましょう。
帯まで結べるようになると浴衣を着ることに自信がつくこと間違いなし!
とても簡単ですので、一緒にチャレンジしていきましょうね。
解説
帯の「手とたれ」とは
※手→帯結びの時に半分に折って使う部分のこと。最終的には結び目の中心にきます。
※たれ→胴体に巻きつけ、帯の形を作る部分のこと。手以外のほとんどの部分がたれとなります。
浴衣のおはしょりを処理をし伊達締めまで巻いたら、ベルト付きタイプの前板をとめます。
(ベルトが付いていないタイプの物を使用する場合は、後ほど帯に挟みます)
手の長さを決めましょう
左手で手先を持って肩くらいまでの長さで半分に折りましょう。
折り目の山側が外にくるようにし、左肩にかけて衿の辺りでクリップをとめましょう。
帯を一巻しましょう
伊達締めの位置で帯を三角に折りながら開きましょう。
クリップで伊達締めと帯をとめ、開いた帯を一周させ胴に巻き付けましょう。
一周したら手先からおろした部分に左手の指をかけ、右手で帯の下を持って左右に締め、クリップをとめ直しましょう。
ベルト無し前板の場合は、ここで前板を挟みましょう
※ベルト付きタイプを使用している方は前板を挟む工程を除いて同じ流れです。
さらに帯を一周させ、一巻き目と二巻き目の間に前板を挟みましょう。
手先に指をかけて帯を締めましょう。
左脇辺りの帯の下でクリップをとめ直しましょう。
手とたれを結びましょう
クリップでとめた辺りを中心にして内側に折り上げましょう。
衿のクリップをはずして手先を右胸の辺りまで引っ張りましょう 。
手先が上に出るように手とたれを結びましょう。
結び目を、十字にして着崩れしないようにロックをかけましょう。
帯の結び方
たれ先を肩幅くらいの長さでじゃばらに折り返していきましょう。
折ったたれ部分の中心を山折りにして。両端を谷折りにしてリボンの形を作りましょう。
リボンの中心に手先をかぶせ結び目を巻き込んで下から引き上げましょう
同じようにもう一度手先をリボンの中心に巻き付けましょう。
引き上げた手先を帯と前板の間に通し帯の下から引っ張り出しましょう。
引っ張り出した手先は折りたたんで、帯の中にしまいましょう。
リボンの中心を右手で持ち背中側の帯の下を左手で持ちましょう。
時計回りにゆっくりと帯を回します。
帯の結び目が背中の中心にくるようにしましょう。帯の形やズレ、前板が出ていないかを確認し全体を整えましょう。
これで、帯結びの完了です。
浴衣の着付け、帯結び編、マスターできましたか?
何回か着付けと帯結びを練習していただければ、もっと早く綺麗に結べるようになっていきます!
今回は定番の文庫帯の結び方をご説明しましたが、他の結び方も沢山あります!
色んな結び方が出来るようになると、浴衣を着るのがもっと楽しくなりますよ!
これからも一緒に浴衣ライフをエンジョイしていきましょうね!!
浴衣の着付け、習得出来ましたか?意外と簡単だなぁと思われた方も多いはず。
自分で着れるようになると、グンと浴衣が身近なものに感じられますよね。
今年の夏、いっぱい浴衣を着て、いっぱい出かけてくださいね!
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