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2019.05.13

浅草の今昔を感じながら散策♪息吹きを感じられるお寺巡り5選

浅草の今昔を感じながら散策♪息吹きを感じられるお寺巡り5選

浅草は日本の首都「東京」にありながらも、昔を感じさせてくれる町並みです。近年の住宅はもちろん、古い住宅や寺院も多く、今と昔の両方を知ることができるでしょう。
そんな浅草の町にある、おすすめの寺院を紹介します。寺院の歴史や近代の街並みを感じて、時代の移り変わりを体験してみてはどうでしょうか?

まずは長國寺

お寺巡りを始める前に、浅草で着物レンタルを利用しましょう。そのままの服装でも問題はありませんが、せっかく歴史ある建物を巡るなら、それに合うように服装も整えてみてはどうでしょうか?
浅草 着物レンタル 梨花和服では、当日予約が可能で着物レンタルを利用することができます。専門のスタイリストがいますので、着物選びや着付けはもちろん、ヘアメイクなどもしっかり仕上げてくれます。
値段も2,500円からと安く、浅草の中心に店を構えていますので「浅草 着物レンタル 梨花和服」を始点にして浅草観光がしやすくなっています。
着物に着替えたら、まずは「浅草 着物レンタル 梨花和服」から北西へ向い「長國寺」に観光に行きましょう。浅草酉の市で有名な「鷲神社」の近くにあります。
ただ、歩きだと少し遠いかもしれません(約15分程)。普段なら大丈夫な人も着物レンタルしてだと、また疲労感は変わってくるでしょう。場合によっては都営バスやタクシーをおすすめします。
「浅草 着物レンタル 梨花和服」の近くには「二天門バス停」がありますので、そこから「竜泉バス停」へ下車すると近いです。
長國寺は、江戸時代初期(1630年)に鳥越町へ開山(設立)されました。そして、後の1669年に現在の場所へ移転したそうです。
境内に入ると、本堂の欄間(入口上部の梁の彫り物)には立派な雌雄の鷲が出迎えます。内部では二党の龍が左右の柱から舞い上がり、脇には飛天が楽を奏でていなど、細部には様々な意匠が施されています。。
寺院に詳しくない人も、細かく掘られた鷲や龍は、日本の伝統技術のすごさを知ることができるでしょう。
また、有名な「酉の市」の発生の寺院でもあります。玄関ロビーには酉の市で同じもの巨大熊手が飾ってあり、見る人を驚かせます。
酉の市の開催時期と合えば、寺院巡りのついでに見学してみるのもいいでしょう。

おすすめランチ「普茶料理 梵」

人によっては少し早いランチになってしまいますが、長國寺から国際通り(つくばエクスプレス線路)を挟んで反対側に、精進料理専門店「普茶料理 梵」があります。
普茶料理とは、約300年前に中国から広まった精進料理のことで、肉や魚の代わりに、野菜や大豆を使用した料理のことです。
野菜や大豆だけではお腹にたまらないと心配するかもしれませんが、コースや弁当の品目は多く、十分なボリュームになっています。
飽きのこない品目とインスタ映えもする上品な見た目が、目と舌を楽しませてくれます。
ランチとしては少々値段が高めかもしれませんが、着物レンタルでも食べやすく、おすすめの料理処です。

おすすめ休憩処「KAPPABASHI COFFEE & BAR」

あまりお腹が空いていない人には、「KAPPABASHI COFFEE & BAR」がおすすめです。曹源寺へ向かう途中の「かっぱ橋道具街通り」の途中にあります。
こじんまりとしていて、照明を落とすなど落ち着いた雰囲気を醸し出します。
カフェですのでコーヒーがメインですが、ランチセットやモーニングセットといった軽食も扱っており、小腹を満たすのにちょうどいいです。
サラダやサンドイッチなど食べやすい料理ですので、小食な人でも気軽に食べられるでしょう。
時間があれば、コーヒーを頼んでゆっくりするのもおすすめです。

長國寺~曹源寺

長國寺の次は、曹源寺へと向かいます。長國寺から国際通りを渡って、南西へと向かいます。徒歩だと約17分ほど。ランチ後の腹ごなしや浅草の町を見学しながら向かいます。
多少遠いようならタクシーを使いましょう。利用しやすい都営バスや電車の路線がありませんので、タクシーを使用するほうがいいです。
曹源寺は1588年に開創された寺院です。後の1957年に「振袖火事」によって焼失し、現在の場所に移転しました。
曹源寺には「かっぱ大明神」という変わった紙が祀られています。なぜ「かっぱ」かというと、雨合羽商だった「喜八」が葬られていることにつながります。
喜八は生前、新堀川の掘削工事に私財を投じていました。当時の土地は水はけが悪く、多くの住民たちが困っていたのです。
そして、その工事には、かつて喜八に命を助けられた隅田川の「河童」が協力していたといわれていたのです。
以来、隅田川の河童を見た者は商売が繁盛すると伝えられ、かっぱ大明神は「商売繁盛」や「火水難除」などのご利益があると、今でも信仰されています。
境内には様々な河童の絵や掛物があり、不思議な寺院を楽しむことができます。他にも、河童の置物や水神の絵が描かれた天井など、見る人を楽しませてくれるでしょう。

おすすめ休憩処「珈琲屋 うさぎ」

曹源寺の近くには「珈琲屋 うさぎ」があります。格子戸を使用した大正時代のようなデザインのカフェで、コーヒーや甘味を楽しむことができます。
おすすめは、コーヒーや紅茶と一緒に注文するシフォンケーキです。シフォンケーキは甘すぎず、コーヒーや紅茶とよく合います。
和を基調とした店内は着物レンタルとよく合い、雰囲気の良い中でゆっくり休むことができるでしょう。

曹源寺~本覚寺

曹源寺の次は、本覚寺へ向かいます。かっぱ橋本通りを越えて南下すれば、すぐの場所に到着することができるでしょう。
本覚寺は1591年、日本橋馬喰町に創建された寺院です。そして、明暦の大火の後に今の場所へ移転されました。
本覚寺は見た目が質素で、昔ながらのいかにもな寺院です。春には満開の八重桜が見所ではありますが、それ以外の季節では緑豊かな寺院といったところでしょう。
ですが、本堂の中にはステンドグラスがある珍しい寺院です。外の光から照らされるステンドグラスは、寺院ではなく、まるで教会のように思えます。
寺院にステンドグラスという一風変わった組み合わせを、ぜひ確認してみてください。

本覚寺~東本願寺

本覚寺の次は、東本願寺へ向かいます。本覚寺から近くの松葉公園の方向へ進み、大通りを越えたらすぐに見つかります。
東本願寺は、浄土真宗東本願寺派の本山です。1591年に開創という長い歴史があり、東京浅草の町を長く見守ってきました。
壮大な本堂を始め、多目的施設である「慈光殿」。勉学を教える「徳風幼稚園」「東本願寺学院」など、境内には様々な施設が立ち並びます。
また、紫雪亭内茶室の襖絵には、日本を代表するの板画家「棟方志功」が描いた襖絵が使われています。
東本願寺を見学するだけではなく、お邪魔でないようなら、京都浅草の歴史を聞いてみるのもいいかもしれません。

おすすめ甘味処「イトノワ」

東本願寺の近くには、甘味処「イトノワ」のお店があります。店の看板が無いため通り過ぎてしまいがちですので、白い店内が見える大きなガラス窓を目印にするといいでしょう。
店内では大声での会話は禁止されていますので、ゆっくり静かに過ごしたいときにおすすめです。
イトノワでは、ロールケーキがおすすめです。フルーツを沢山使用したロールケーキは、味だけではなく見た目からも幸せな気分にさせてくれます。イチゴ、メロン、リンゴ、スイカなど、様々なロールケーキとのコラボレーションを楽しめます。
他にも、チーズケーキやスコーンなどのデザート。玄米おにぎりや玄米カレーなど、しっかりと食べることもでき、充実した時間を過ごせるでしょう。

最後は浅草寺

東本願寺の次は、浅草寺へ向かいます。「梨花和服 浅草本店」のすぐ近くにありますので、つくばエクスプレスを越えて「梨花和服 浅草本店」の方角へ進みましょう。
「浅草といえば浅草寺」といえるほど有名な寺院で、特に「雷門」は知らない人はいないのではないかというほど有名です。境内は広く、「宝蔵門」「五重塔」「お水舎」「伝法院」など、本堂以外にもたくさんの見所があります。
年中行事もいろいろと行っており、時期が合えば行事も一緒に楽しめます。
また、夜間にはライトアップもします。到着時間的にはライトアップの時間に近いですので、ライトアップまで待っているといいでしょう。幻想的というわけではありませんが、昼間とはまた違った浅草寺を知ることができます。

おすすめディナー「丹想庵 健次郎」

最後のディナーは「丹想庵 健次郎」がおすすめです。浅草手打ちそばが有名なお店で、美味しいそばが食べられます。
他にも、小鉢や天ぷら、あてなどもあり、お酒を飲みながらの食事もおすすめです。
浅草寺からは、言問通りを越えて北に進むと見えてきますが、「梨花和服 浅草本店」からは遠ざかってしまいます。
着物レンタルの気分のまま向かってもいいですが、戻ってくる二度手間が嫌な人は着物レンタルを返却してから向かうといいでしょう。

おすすめディナー「浅草一文 別館」

手打ち蕎麦以外なら、「浅草一文 別館」がおすすめです。「丹想庵 健次郎」の近くにありますので、気分と好みで選ぶといいでしょう。
料金は高めですが、本鮪、しゃぶしゃぶ、ねぎま鍋、ステーキなど、厳選された食材を堪能できます。さらには、フグ、フォアグラ、あわび、鯨といった高級食材も用意されており、浅草観光を満足のいく結果にしてくれるでしょう。
「丹想庵 健次郎」同様に着物レンタルを返却してから向かってもいいですが、店内では個室や掘りごたつなどがあり、着物のままでも食事しやすくなっています。
浅草観光の締めを綺麗に終わるため、着物のままディナーを楽しむのもいいかもしれません。

浅草観光のルートは人それぞれ

今回紹介した浅草観光ルートは、あくまでも一つのルートでしかありません。少し遠めの長國寺を除外したり、ルートを逆に回ってもいいでしょう。他にも見所ある寺院は沢山あり、無理にルートを沿う必要はありません。
また、寺院以外にも神社や名所など、浅草には見所がたくさんあります。浅草観光に満足したら、今度は別の目的やルートで浅草の町を堪能してください。


浅草 着物レンタル 梨花和服
東京メトロ銀座線「浅草駅」から徒歩7分
都営浅草線「浅草駅」から徒歩9分
浅草寺まで徒歩3分
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着物レンタル梨花和服 浅草店

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