レンタル着物で散策しよう。社会人におすすめの祇園観光スポット5選
歴史ある繁華街、祇園に観光に行くなら着物をレンタルして、いつもとは違う体験をしたいという方も多いのではないでしょうか。特に社会人の方は、ちょっと大人で、京都らしい風情を味わえる場所を観光したいですよね。
しかし、京都は大人気の観光地で、祇園にも多くの観光客が日々訪れています。祇園で着物をレンタルして観光する時に、人混みのなかで観光するのは大変ですよね。その上、人が多いと京都の風情を心行くまで楽しむのが難しくなります。
そこで、社会人におすすめの祇園観光スポットをご紹介します。
静かで落ち着いて観光できる場所や静かなカフェをピックアップしたので、着物をレンタルして観光するのにぴったりですよ!
祇園らしさと静かさが同時に味わえる観光地とは⁉ 花見小路の楽しみ方
祇園といえば繁華街ですが、祇園のメインストリートには観光客も多く訪れています。
花見小路もそんな祇園のメインストリートの一つです。ですが、この花見小路のメインストリートを一本路地に入った場所は観光客がほとんど訪れない、穴場の観光スポットになっています。
通りの両側には町屋が立ち並び、騎寄せや犬矢来と呼ばれる柵が取り付けられています。これらは、馬や人により家が傷つけられることを防ぎ、犬が軒先を汚さないようにするために取り付けられたものです。
最近では犬矢来がある家はとても少なくなってしまったので、実際に見ることができるのは、古都京都ならでは、という感じがしますね。
花見小路の路地裏には舞妓さんの練習場などもあり、通り沿いには、「祇園甲部歌舞練場」という都をどりで有名な練習場もあります。そのため、運がよければ、舞妓さんが道を歩いている姿を見ることができます。
特に路地に入った場所であれば、観光客はほとんどこないため、舞妓体験をしている観光客は少なく、舞妓さんが本物である可能性が高いです。
本物の舞妓さんが行き来する花見小路の裏路地ならではの景色が見られるのが、雨上がりです。雨が降っているとき、舞妓さんたちは番傘を利用します。そのため、雨上がりには軒先に番傘が干されていることがあるのです。
花見小路の路地裏は道が狭く、車が入ってくることがないため、今でもこのような景色を見ることができます。
有名な観光スポットも、少し歩くだけで落ち着いた大人の観光地になります。ぜひ、祇園で着物レンタルして京都の情緒を楽しんでみてはいかがでしょうか。
祇園近くの着物に合う観光スポット! 情緒あふれる寺社仏閣をご紹介
着物にぴったりな観光地と言えば、歴史ある寺社仏閣ですよね。そこで、祇園からアクセスしやすい、風情ある寺社仏閣をご紹介します。
一つ目にご紹介するのは、岡崎神社という神社です。こちらの神社の別名をご存知でしょうか?なんと「うさぎ神社」と呼ばれているんです!その名の通り、境内にはさまざまな形でうさぎが祀られています。
境内には「子授けうさぎ」という像や、狛うさぎ、招きうさぎなどがあります。境内のいたるところにうさぎがいるなんて、とても可愛い神社だと思いませんか?
なぜ岡崎神社がうさぎを祀っているのかというと、うさぎはたくさん子供を産むため、安産の神としてうさぎを祀っているようです。また都の東(卯の方向)に社があったことも関係しているようです。
ちなみに岡崎神社のおみくじは、うさぎ型の入れ物に入っていて、その入れ物も持ち帰ることができます。他にもお守りや、絵馬にもうさぎが描かれています。旅の思い出に、うさぎアイテムを購入するのもいいですね。おすすめは「飛躍(ぴょん)守り」大きくうさぎが描かれていて、とってもかわいいデザインです。ぴょん守りは岡崎神社らしさが存分に感じられ、ありがたい気持ちになれます。
二つ目におすすめするのは建仁寺です。とても静かで京都の風情を楽しめるおすすめのお寺です。建仁寺は京都最古の禅寺で、境内は静かで落ち着いた雰囲気につつまれています。そんな建仁寺は、社会人がじっくり京都を楽しむのにぴったりのスポットです。
建仁寺の見どころは、ダイナミックな芸術作品をゆっくり鑑賞できる点です。
建仁寺には襖絵や天井画が多くあり、それらを静かな空間で眺めることができます。小書院にある襖絵「舟出」は鮮やかな青色が衝撃的な作品です。
お寺というと、渋い茶色や、墨の黒色のイメージがあり、暗いという印象を持つ方も多いのではないでしょうか。ですが、建仁寺ではお寺と色鮮やかな芸術作品のコラボレーションが楽しめ、お寺に対するイメージがガラッと変わります。
他にも法堂の天井に描かれた「双龍図」は天井一面に大きな二匹の龍が描かれた、大変迫力のある作品です。法堂の中の仏像などと相まって、圧倒される力強い空間が法堂内に広がっています。見ている人間にもエネルギーを分け与えるような作品なので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。静けさの中に隠された力強さを感じ取ってみてください。
歴史と風情がたっぷり! 祇園観光でおすすめのカフェ
ここまでは着物にぴったりの観光スポットを三つご紹介しました。しかし、着物をレンタルして歩き回ってばかりいると、疲れてしまいますよね。楽しく観光をするには、時には腰を下ろし、一休みすることが大切です。ですが、せっかく京都にいるなら、休憩中も風情を味わいたいですよね。そこで、祇園らしさがあふれる、カフェを二つご紹介します。
まずご紹介するカフェは「夢二カフェ 五龍閣」です。こちらのカフェの建物は国の登録文化財で、大正12年に竣工されました。和洋折衷の大正ロマン溢れる店内に、着物で訪れれば、和洋の文化入り混じる大正時代の雰囲気を堪能できることでしょう。
食事メニューは京野菜カレーや、京野菜ハンバーグなど、京都の食材が使われたものが中心になっています。特に注目なのが、豆腐スイーツです。豆腐は隣接している「おかべ家豆腐製造所」で作られた自家製品なんです。そんな手作り豆腐に和の食材を合わせた「黒蜜とうふスイーツ」や「豆乳プリンパフェ」はここでしか味わえないメニューとして人気を博しています。
豆乳ドリンクや、ラテアートが美しいルシアンコーヒーなどもあり、目も舌も楽しませることができます。緻密な細工が施された「夢二カフェ 五龍閣」に観光の間に訪れてみてはいかがでしょうか。
二つ目にご紹介するカフェは「PAGEONE」です。京都で最古参の氷屋である森田氷室本店からのれん分けされたお店で、氷の魅力を伝えるために多くの工夫が施されているカフェです。お店には丸窓や、吹き抜けの天井などがあり、ゆっくりくつろげる雰囲気になっています。
このお店の一番の特徴は、なんといっても氷の器です。かき氷は手作業で削った氷の器と共に提供されます。一つとして同じものがない器で、かき氷を食べれば思い出に残ること間違いありませんね。
かき氷は通年提供されているので、夏以外でもカフェを訪れることができます。また、ホットサンドなどの軽食や、ピザなども提供されています。かき氷以外のメニューもあるので、寒い日でも安心して訪れることができるカフェです。
また、「PAGEONE」は18:00~24:00のバータイムの営業もあります。夏季であれば限定の「食べるカクテル」を楽しむことができるので、夜に訪れてみるのも面白いかもしれません。
静かなバーで着物を着てお酒を楽しむのも、京都の風情を感じる新たな方法です。夜に祇園観光をすれば、社会人ならではのしっとりとした旅の思い出ができあがるのではないでしょうか。いつもと一味違う、大人な観光がしたい方におすすめのカフェです。
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