着物散策情報

2019.04.15

学生が着物で巡りたい祇園の美味なお店5選

学生が着物で巡りたい祇園の美味なお店5選

祇園といえば、京都の中でも特に京都らしさを色濃く残す人気観光スポット。そんな上品で素敵な町、祇園を着物レンタルではんなりと歩いて巡ってみたい、と思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし『でも祇園って高級そう、学生じゃ無理かも』と二の足を踏んでいる人のために、今回は学生におすすめの『着物で食事ができる美味しいお店』を紹介していきます。

お洒落なのにリーズナブル!着物が似合う祇園の食事処&甘味処!

京都の河合神社で着物レンタル

学生が祇園で着物レンタルをして観光するうえで、まず気になるのが『安さ』ですよね。

なるべく安く済ませたい、でも祇園らしいお洒落なところに行きたい、そんな都合のいいお店が祇園にあるわけない、と思いきやあるんですよね、これが。

安いのにお洒落で祇園感のあるお店としては、以下の3つがおすすめです。

紙をん 萬屋

京都祇園で着物で食事をしたいのであれば、まずおすすめなのがこの『紙をん 萬屋』でしょう。外見こそ小さいお店ですが、ここは舞妓さんや歌舞伎役者さんが来ることも多い本格的な祇園の食事処です。

場所やお店の造りと相まって『祇園の隠れた名店』的な雰囲気が魅力的ですので、着物で行けばまるで『休日の舞妓さん』にでもなったかのような気分で祇園を味わえますよ。

ここに来たらぜひ食べ欲しいのが、ここの名物でもある『根木うどん』です。九条ネギをこれでもか、というほど用いたこのメニューは、京野菜特有の上品な甘さとシャキシャキした歯ごたえと京風の上品な薄味がたまらない一品です。

価格も非常にリーズナブルなので、コスパ良く祇園を堪能できるでしょう。

お茶と酒 たすき

『お茶と酒 たすき』は祇園四条近くにあるリサイクルショップ『Pass The Baton KyotoGion』内にあるカフェで、元々はお茶屋さんであった建物を利用して作られたお店です。元お茶屋さんというだけあってお店の外観は非常に祇園感があり、思わずインスタにアップしたくなるほど着物と相性抜群ですよ。
このお店の名物は『かき氷』で、一年中販売されており、冬でも多くの人が注文するほどの人気商品なのだそうです。大盛のかき氷の中にはアイスクリームが入っており、女性であれば2人で1人前でも十分かもしれません。
祇園の雰囲気を楽しむのであれば、外せないカフェの一つでしょう。

甘み処 ぎをん小森

『甘み処 ぎをん小森』は祇園の観光客に人気の町屋カフェで、なんどかテレビにも取り上げられたこともある有名店です。ここの魅力は何といっても、庭園付きの元お茶屋さんを内装もそのままに甘味処として利用している点にあります。

正真正銘の祇園のお茶屋さんをそのままに使っているので、これ以上なく祇園の雰囲気を味わえます。

しかも店舗は白川沿いにあるため、川の流れが見える風流さはさすがとしか言いようがありません。

元お茶屋さんの内装に京町の庭園、そして簾越しから見える白川、祇園観光をこれ以上堪能できるカフェはきっとないでしょう。

学生でも安心!ちょっと大人に祇園を楽しむ

祇園で着物レンタル

安いのに越したことはないけど、せっかく着物で祇園に来たのだから本格的なご飯を食べたい。そんな人におすすめの『学生でも気軽に入れてそこまで高くはない』お店を紹介していきましょう。

紙をん きらら

『紙をん きらら』は祇園内で本格的なお万歳をリーズナブルな価格で提供しているお店です。特に人気メニューの『おばんざい御膳』は、十数種類もの季節のおばんざいと天ぷら、サラダに炊き込みご飯とお味噌汁がついて2000円というかなりリーズナブルな価格なのでおすすめです。
またここは食事だけではなく外観もお洒落で、石畳が続く大通りに面した建物は『これぞ祇園!』と満足すること請け合いの趣ある外観をしています。
夜は1食1万円ほどと敷居が高いお店ですが、ランチタイムであればかなりお安く済ますことができるのでおすすめですよ。

山ふく

祇園の四条通りから花見小路通りを少し行った当たりにある、情緒ある京下町風の建物がこの『山ふく』です。

山ふくは煌びやかな祇園のお店の中にあって、下町風の飾らない内装と雰囲気が魅力の食事処で、とてもリーズナブルな価格でしっかりとしたおばんざいを頂くことができるのが魅力です。

特にランチメニューの『季節御飯』は、6品のおばんざいに炊き込みご飯、味噌汁にお漬物がついて1800円と、量の割にかなりリーズナブル。

山ふくはどちらかというと、観光客で賑わう雰囲気のお店ではないので、着物でしっとりと祇園の雰囲気を味わってご飯を頂きたい人に向いているお店でしょう。

学生が着物で祇園を巡るときは『着崩れ』に気を付けて!

学生が着物で祇園を楽しむ際に、まず気を付けてほしいのが着物の『着崩れ』です。

着崩れは着物をだらしなく見せるため、せっかく祇園で素敵な着物をレンタルしても、着崩れのせいで下品に見えてしまいます。

なによりも祇園というはんなりした町を、着崩れた着物姿で観光するという事態は避けたいですよね。

着物を着る上では避けて通れない『着崩れ』はなぜ起こるのか、そしてどうすればよいのかを、以下に紹介していきましょう。

そもそも着物のサイズが合ってない

着物が着崩れる原因として最初に挙げられるのが、着物のサイズが合っていないことでしょう。

着物は基本的に、体に寸法を合わせて生地を裁断すれば起こらないとされています。

しかしさすがにそれはオーダーメイドでもない限り無理ですので、祇園で着物レンタルをする際は、なるべく自分の体にしっかり合うサイズを見つけて着るようにしてください。

動作が大きい

『動作の大きさ』もまた、着物が着崩れる原因としては多いです。

普段から着物を着なれている人であればまだしも、学生のうちから着物に慣れている人はそう多くはないでしょう。

着物とはバスローブと同じように、『前合わせ』と呼ばれる部分を体の前で合わせ、帯で固定しているだけです。そのため洋服のように激しく動くことを前提としておらず、大きな動きをするとすぐに合わせがズレてしまいます。

女性用の着物でしたら帯が大きいため多少はズレにくくなりますが、男性の着物は帯の幅が狭いため、より着崩れやすくなるので注意しましょう。

腰紐や補正が不十分

腰紐や補正を怠っているために、着物が着崩れてしまう人は多くいます。

とくに女性の着物はタオルや帯揚げのように、着崩れにくくするための補正が多く存在します。

これらの着付けを怠ると、結果として着物が着崩れやすくなるのです。着付け小物ひとつひとつの補正力は小さくとも、それらが合わさって『着物』という衣服を形成している以上、軽んじるのは良くありません。

ひとつひとつの着付けをしっかり行うことが、着崩れを防止する堅実な方法なのです。

胸元が肌蹴た場合の直し方

上記した原因に注意すれば着崩れは起こりにくくなりますが、着物の構造上、どうしても全く着崩れないということはありません。もし着崩れを起こしてしまった場合の直し方はとても簡単ですので紹介しましょう。

まず胸元が肌蹴た場合ですが、これは左の身八つ口に手を入れて、下の合わせを引っ張ります。その後に上の合わせを直して、おはしょりの衿の部分を引くときれいに直りますよ。

腰や背中にたるみが出た場合の直し方

座ったり立ったりが多くて腰にたるみが出てしまった場合は、おはしょりを捲り上げて、たるんだ部分を下に引っ張るとたるみが取れやすくなります。

また背中にたるみが出た場合は、胸元が肌蹴た場合同様に身八つ口から手を入れて、上下の合わせを引っ張りながら整えていきましょう。


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