京都で着物レンタルをする時の着物コーデの3つのコツ
浅草や京都という日本の和の観光地でを着物を着て着物散策をしたい!と思ったら、やっぱり着物レンタルがおすすめです。
でも、いざ着物レンタルをしようとしても、どんな着物と帯の組み合わせや着物コーディネートにしようか迷ってしまう方が多いのではないでしょうか?
どのレンタル着物もかわいいし、と選べなかったり、着物のルールがわからないからどこから手をつけていいのかわからなかったり。
今回はそんなあなたに、着物レンタルをするときの着物コーデのコツを教えちゃいます!
着物レンタルのコーデのコツ
レンタル着物選びはTPOが大切
着物は正装というイメージの方も多いとは思いますが、実はフォーマル向けのものと、そうでないものがあります。
観光でも少しでも格式のあるところや、ドレスコードがあるところに行くときに着物レンタルするときは、ぜひスタッフに教えてください。
その場所に応じたコーディネートを提案させていただきます。
浅草、京都との観光地との写真の兼ね合いを考えよう
着物のTPOと似ていますが、今度は雰囲気の話です。
しっとりした雰囲気の場所に行くのに、ポップでカジュアル、元気いっぱい!のコーデの着物をレンタルしてしまうと浮いてしまいます。
そのコーデ自体はかわいいのですが、行く場所の雰囲気に合わせて着物レンタルをすると、その場所にまるで絵のように馴染むことができますよ。
インスタで着物レンタルの画像検索をしてみよう
まったくイメージが思い浮かばない、という方は、インスタで画像検索をしてみましょう。2に挙げたように、絵のようにしっくりと馴染んだ素敵な着物コーデが見つかるでしょう。
そのときは、小物やヘアスタイルにも注目してみてくださいね。全体的なコーデのイメージがあると、とても着物を選びやすくなりますよ。
着物レンタルの際に、似た着物や小物をを探してみてくださいね。
着物選びは好きな色から入るのも1つの手
好きな色を決めて、その色の着物を手に取ってみるのもいいかもしれません。
なにしろレンタル着物はたくさんありますので、色を絞って見ていくと、好みの柄などが見つかりやすいでしょう。
全体のイメージをその色でまとめ、差し色として帯や小物を探すと、コーデが決まりやすいかもしれません。
着物コーデのテーマを決めてみよう
さて、少し上級編です。コーデのテーマを決めてみましょう。
例えば、「祇園の街並みを歩くしっとり和服美人」や、「老舗カフェでレトロガールやマダムを気取ってみる」など。
テーマを決めて、友達と双子コーデ、恋人や夫婦でカップルコーデのレンタルも楽しいですよ。
とにかく好きな着物を着る!
いろいろとコツを書きましたが、ビビッと来たもの、好きだと思うものは、とにかく手に取って着てみましょう。ためらう必要はありません。
着物は洋服よりも、似合う、似合わないがはっきりしています。
でも、好きなものを着る!という気持ちで着れば、あなたにぴったり似合うコーデが出来上がるはずです。
いかがでしたか?
着物はコーデの幅はものすごく広いですが、少しのコツと、好き&着たいという気持ちがあれば大丈夫ですよ。
さて、ここからは、イメージしやすい街歩き用の「今風の写真映えコーデ」と、レトロで大人気の「アンティーク大正ロマンコーデ」の仕方をご紹介したいと思います。
今風の写真映えコーデで自由に着物を楽しもう
まず、今風の写真映えするコーデの仕方を紹介します。
街歩きのためのカジュアルなものですから、洋服をコーディネートするように気軽にできますよ。
街歩きには半幅帯がぴったり
写真映え、と言うくらいですから、どこで写真を撮りたいか、いくつかの場所をピックアップしてみましょう。
「写真映え」は「インスタ映え」と言い換えてもいいかもしれませんね。
さて、上に挙げたコツの2「観光地との写真の兼ね合いを考えよう」と、3「インスタで画像検索してみよう」を頭に置いて着物レンタルのコーデを考えてみましょう。
京都には、まさにインスタ映えするフォトジェニックな場所がたくさんあります。
やっぱり一番に思い浮かぶのは祇園でしょうか。それから、竹林の道、清水寺など。
京都には雰囲気抜群のカフェもたくさんありますし、かわいいアイテムを使ったテイクアウトのお店もあり、選びきれないくらいで、嬉しい悲鳴をあげてしまうかもしれませんね。
訪れたい場所はたくさん、食べたいものもたくさんありますから、着物レンタルをしているといえど身軽に動きたいですよね。
それにはやっぱり、半幅帯を使うのがおすすめです。
半幅帯とは、着物の帯としてよくイメージされるお太鼓結び用の帯の半分の幅しかない帯のことです。
お太鼓結び用の帯に比べて扱いやすく、アレンジ結びも豊富で、何より軽やかでカジュアル向けです。
着物レンタルの際に、「半幅帯で身軽に歩きたい」とスタッフに相談してみてくださいね。
着物の選び方
では、どんな着物をレンタルすればいいのでしょうか?
半幅帯に合わせるのですから、もちろんカジュアルなものを選びましょう。
カジュアルな着物と言えば、小紋が代表的です。小紋はクラシック、モダン、レトロ、ポップと柄の種類もたくさんありますので、好みのものがきっとレンタルできますよ。
好きな色から入るのも1つの手で挙げたように、色合いから入るのもいいでしょう。
好きな色で選ぶのはもちろん、街歩き中に持ちたいアイテムを考えて、そのアイテムにぴったりの、より写真映えする色の着物をレンタルするのもいいかもしれません。
例えば、京都散策のお供にぴったりな「JERMY&JEMIMAH」の綿菓子。
パステルカラーの綿菓子に合わせて、やさしい色合いの着物を選べば、よりふわふわとした雰囲気でかわいくなります。
また、はっきりした色の着物でも、綿菓子も着物も両方引き立たせることができます。
どんなイメージの写真にしたいかを考えてみると楽しいですよ。
着物レンタルにあった髪型や髪色との合わせ方
これは好みにより自由でOKだとは思いますが、着物レンタルをするなら、ロングやミディアムの方ならやはりアップがおすすめです。
特に街歩きですから、風の強い日でも、アップの方が髪なびいたりするのを気にせず、すっきりと身軽に動けるのではないかと思います。
そして、アップといっても派手に結い上げるのですはなく、どちらかと言うとシンプルな方がいいでしょう。
これはレンタルした着物をより引き立たせるためです。
シンプルにまとめて、着物やヘアアクセサリー、街歩き中のかわいいアイテムなどをを引き立たせましょう。
明るい髪色をしていて、「この髪色は着物に合わないのでは?」と心配される方もときどきいらっしゃるのですが、心配はご無用です。
「とにかく好きなものを着る!」にも書きましたが、着物は似合う・似合わないがとてもはっきりしています。
バランスが取れていれば、髪色は気にすることはありません。
どんな髪色も関係なく、あなたに似合う着物はたくさんありますから、ぜひ着物レンタルに挑戦してみてくださいね。
さて、ここまで今風の写真映えコーデについて書いてきましたが、いかがでしたか?
インターネットが発達した現代では、素敵なコーデを見つけたり、発信したりするのがとても簡単にできるので、着物のコーデの幅もより広がりますよね。
写真映えを意識したコーデで着物レンタルをして、かわいいが満載の街歩きを楽しんでみてくださいね。
レトロ着物の一番人気はやっぱりアンティーク大正ロマン
大正ロマン。誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
この言葉は、大正時代の雰囲気をまとった文化や芸術などを表しています。
都会的な華やかさがありながらやや退廃的、そして海を渡ってきた西洋文化と日本の伝統文化の融合、つまり和洋折衷が特徴です。
少し難しく書いてしまいましたが、大正ロマンの着物はとにかくかわいい!これにつきます。
大正ロマンの代表的な着物と言えば銘仙(めいせん)です。
海外のアール・ヌーヴォーやアール・デコの影響もあり、今ではあまり見られない大胆で鮮やかな色使いと柄が特徴の銘仙は、当時、おしゃれな普段着として大流行していきました。
銘仙の柄として代表的なものが、矢羽を並べた「矢絣(やがすり)」です。
大正の女学生と言われてイメージする姿は、「矢絣の銘仙&海老茶色の袴」ではないでしょうか?当時の女学生たちの間では、このコーディネートがおしゃれの最先端だったのです。
とは言え、今では銘仙はほとんど生産されていません。
時代の移り変わりとともに、銘仙はウールなどに取って替わられ、また、ウールなどの着物も洋服の流行とともに減少していきました。
でも今は、おしゃれ大好きな着物女子にアンティークの銘仙が大人気!着物レンタルでもそうです。そのおかげか、ポリエステルの銘仙風の着物もたくさん作られるようになりました。
かわいい着物を着たいという乙女心は、今も昔も変わらないんですね。
コーデのコツ5に「テーマを決めよう」を挙げましたが、ここでのテーマはもちろん「大正ロマン」です。
そして、その大正ロマンコーデでの着物レンタルをして、何をしたいかを考えれば、よりコーデが決まりやすくなるでしょう。
さて、ではどのようにすればアンティークな大正ロマンコーデになるのでしょうか?
具体的に見ていきましょう。
基本は着物の柄on帯の柄で派手めに!
やっぱり大胆な色と柄の着物をレンタルしましょう。定番の矢絣、大きな花柄、水玉模様……。きゅんと来た柄や色のものを選んでくださいね。
では帯は?洋服のコーディネートに慣れた私たちは、ついつい引き算のコーディネートをしてしまい、派手な着物を引き締めようと、無地などおとなしめの帯をレンタルしてしまいがちです。
でもそこはぐっと我慢して。帯も柄ものでいいのです。羽織もレンタルするなら、もちろん柄ものでかまいません。
半襟も控えめにせず、がっつり見せましょう。半襟も無地ではなく、染めや刺繍の柄のものをレンタルすればよりかわいくなります。
柄、柄、柄と重ねたらうるさくなりすぎるのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
その柄on柄こそが大正ロマンであり、着物であれば、不思議とそれがかわいく、おしゃれになるのです。
いつもの洋服ではできないコーディネートを着物レンタルで楽しみましょう!
着物の小物の合わせ方
大正時代は和洋折衷がどんどん進み、先に説明した女学生のコーディネートも、着物に袴、そして編み上げブーツを合わせるのがおしゃれとされました。
ですので、え?と思われるかもしれませんが、着物姿にもブーツを合わせてみてください。女学生っぽさが出る上に歩きやすいですよ。草履や下駄の場合は、鼻緒が太めのものをレンタルする方が、少女らしさが出ていいでしょう。
バッグも、チェーンつきのエナメルバッグやビーズのがま口バッグをレンタルすると雰囲気が出ます。巾着などでももちろんOKですが、その場合も柄ものがおすすめです。
帯締めは小ぶりなものもかわいいですが、大きめでぽってりしたものだとよりそれらしくなりますよ。
つまり、小物も和洋折衷、そして控えめでないものがおすすめです。
小物もたくさんありますので、ぜひ気に入ったものをレンタルしてみてくださいね。
大正ロマン風な着物のヘアスタイル
これまで派手に派手にと書いてきましたが、ヘアスタイルは少し違います。
ふわふわに巻いて結い上げるよりも、どちらかと言えばぺったりとした、撫でつけたようなヘアスタイルがおすすめです。
特に、ウェーブをつけた髪を両サイドに流して前からも見えないように耳を覆い、毛先をボブのように後頭部にまとめる「耳隠し」。
そこに大きめのリボンや簪をつけると、あっという間に大正ロマンの出来上がりです。
他にも、編み上げた髪を結い上げてベレー帽をかぶったり、椿の花飾りなどもつけても当時の雰囲気を出してくれますよ。
女学生風のレトロなハーフアップにして、大きなリボンをレンタルするのもかわいいですね。
つまり、ヘアスタイルはおとなしめにして、目立つヘアアクセサリーをつけるのが、大正ロマンのバランスなのです。
いかがでしたか?レンタル着物を選ぶコツや、今風の写真映えコーデ&アンティーク大正ロマンコーデの仕方を書いてきましたが、少しでもイメージしていただけたでしょうか?
着物は今風や大正ロマンだけでなく、どんな風にでもコーディネートすることが可能です。
あなただけの素敵な着物コーディネートを、着物レンタル・梨花和服で作り上げてみてくださいね。
京都 嵐山店 着物レンタル 梨花和服
阪急嵐山駅から徒歩3分、渡月橋まで徒歩3分
京都 祇園店 着物レンタル 梨花和服
2019年3月15日OPEN予定
京阪祇園四条駅から徒歩4分、八坂神社まで徒歩3分
京都で着物レンタルなら 梨花和服
京都市内で嵐山、祇園に2店舗展開