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2019.02.14

着物の半幅帯とお太鼓結びの帯の違いを知って、着物レンタルで可愛くなろう!

着物の半幅帯とお太鼓結びの帯の違いを知って、着物レンタルで可愛くなろう!

京都の街並みを着物姿で歩いてみたい!と思ったとき、あなたはどんな着物をレンタルしたいと思いますか?
しっとり上品なもの? かわいく元気に? それとも粋な姐さん風?
そう、まずはイメージすることが大事!こんな着物をレンタルして着てみたい、とたくさん妄想しましょう。着物レンタル 梨花和服 には、きっとあなたのイメージにぴったりの着物がありますよ。
さて、そこで質問です。あなたのイメージの中に、「帯」ははっきりと浮かんでいましたか?
着物全体のイメージはあっても、帯はほとんど思い浮かばない……。そんな方も多いのではないでしょうか?
帯は着物を着る上で、とても大切なアイテムです。同じ着物でも、帯によって印象ががらっと変わったり、それぞれにふさわしいTPOもあります。
ここでは、帯の種類のひとつである「半幅帯」と「お太鼓結び用の帯」の違いについてご説明しますね。
帯を知れば、着物レンタルがもっと楽しくなりますよ!
また、そもそも着物と浴衣の違いは何?と思ったかたは、
浴衣と着物の着付けの違いとは?5つのポイントで徹底解説!
をご覧ください!

半幅帯はデザインが豊富で着物レンタルで人気

浅草 着物レンタル 梨花和服の新作着物
半幅帯と聞いて、何の半分なのかと思いますよね。
後から説明する「お太鼓結び」に使われる帯の幅は並幅といって、8寸(約30センチ)あります。半幅帯の幅はその半分の4寸(約15センチ)であり、お太鼓結び用の帯の半分の幅しかない、つまり半幅帯というわけです。
半幅帯はカジュアルな装いのときに使われます。街着として着用する小紋や紬、それから、夏の浴衣などですね。
カジュアル専門のため、結婚式や身内以外のパーティーなど、ちょっとでも改まった席には向いていません。
ですから、着物レンタルをして京都の格式のある場所を訪れる場合には、半幅帯は控えておいた方がいいでしょう。
でも、半幅帯の良さは、なんと言ってもその身軽さです。お太鼓結び用の帯のように、帯揚げ、帯枕などの小道具も必要ありません。さっと巻いて軽やかに歩き出せる、そんな帯なのです。
半幅帯は、お太鼓結び用の帯と比べてリーズナブルな価格で扱いやすく、デザインも豊富にあります。伝統的な柄はもちろん、北欧を思わせるもの、ポップで現代的なもの……。
半幅帯の中には、無地であっても、小袋帯と言って、表と裏の生地が違うものもあります。どちらを表にしてもOKなので、その日の気分によって使い分けることが可能です。もちろん、柄物もたくさんあるんですよ。
小袋帯は結び方によって、生地の色や柄の出方で帯の表情が変わりますので、2倍楽しむことができますね。
また、半幅帯には、アレンジがしやすいという特徴もあります。中には、オリジナルの結び方を考案している人も!
最近では、アレンジがよりしやすいように、長めに作られているものも多くあります。
ちなみに、「帯揚げなどの小道具は不要」と書きましたが、必要がないだけで、実は使ってもOKです。
帯揚げや帯締めなどの小道具や着物と合わせれば、そのコーディネートは無限と言ってもいいでしょう。
ただ、お太鼓結び用の帯と比べて、体のラインが比較的わかりやすくなり、着物を着ていても、どうしても浴衣感、カジュアルすぎる雰囲気が出る場合があります。
せっかく着物をレンタルしているのに、それはもったいないですよね。
なんだか浴衣みたいだな、と思ったときには、コーディネートを見直してみましょう。
さて、ここで半幅帯のメリットとデメリットをまとめてみます。
メリット
・リーズナブルで扱いやすく、小道具も不要
・柄の種類が豊富
・結び方のさまざまなアレンジが可能
デメリット
・格式のある場所や、改まった席には適さない
・体格がわかりやすくなり、浴衣感が出てしまうこともある
デメリットも挙げましたが、身軽でアレンジしやすく、コーディネートで遊びやすいのが半幅帯です。着物やバッグとの合わせ方で、思いっきり着物レンタルを楽しんでみましょう!

着物のお太鼓結び用の帯

着物の着付けの様子
着物の帯の結び方と言えば、お太鼓結びを思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか?
お太鼓結びは、それほど浸透している、伝統ある結び方なんですね。さて、お太鼓結び用の帯と言っても、さまざまな種類がありますが、ここでは簡単に2つに絞って説明します。

袋帯は振袖レンタルなどに合わせる格式の高い帯

袋帯とは、結婚式や成人式などのフォーマルなシーンで締める、格調高い帯のことです。幅は並幅、つまり8寸あり、金糸や銀糸などで豪華な刺繍が施されているのが一般的です。
長さや幅があるので、二重お太鼓や、振袖などに合わせる変わり結びをするのに適しています。

名古屋帯は着物レンタルでお太鼓結びの定番

街歩き用の着物レンタルで使う主なお太鼓結び用の帯は、名古屋帯といいます。
お太鼓を結ぶ部分が並幅で、胴回りを締める部分は半幅です。つまり、一重のお太鼓を作ることができる上に、胴回りは締めやすくなっている、袋帯と半幅帯の良いところを併せ持った帯なのです。
染めの帯が多いため、街着である小紋や紬に合わせます。一方、織りの帯で色無地などに合わせると格が上がり、格調高く装うことも可能です。
カジュアルからセミフォーマルまで幅広く対応できる便利さもあるのです。
さて、さっきも書きましたが、着物の帯と言えば、お太鼓結びを思い浮かべる方が多いでしょう。
お太鼓結びは、半幅帯に比べてしっかりとした着物感が出ます。そのせいか堅苦しく思えて、敬遠してしまう方もいるかもしれません。でも、お太鼓結びも半幅帯と同じで、無限にコーディネートすることが可能です。
お太鼓は帯というより、ひとつの絵だと考えると楽しいですよ!
お太鼓結び用の帯をレンタルするときは、その絵を引き立たせるコーディネートを考えてみましょう。
例えば、咲き誇る桜の帯は、特にお花見の季節におすすめです。
グリーン系の着物であれば、山や野に咲く凛々しい桜に、水色系であれば、水辺に咲くさわやかな桜になり得ます。
その他、帯揚げや帯締めによって、ポップに仕上げたりクラシックな雰囲気にしたりと、たくさん楽しめます。
また、若い方向けの、カジュアルな遊び心満載のコーディネートもお手のものです。
例えば、水色ベースの着物に、ウサギの刺繍などの柄の名古屋帯を合わせます。髪には着物と同じ色のリボンを、半襟には白いレースを。
そして、ハートやダイヤなどのトランプのスート模様の手提げを合わせれば、不思議の国のアリスコーディネートの完成です。
帯締めにはバラの飾りがついたものも良いかもしれませんね。このようなカジュアルなコーディネートでも、お太鼓結びであれば、京都の街並みにも不思議と馴染みますよ。
また、花や動物だけではなく、蜘蛛などの個性的な柄もたくさんあります。インパクトのある後姿で、街ゆく人をはっとさせてしまいましょう。
<メリット>
・カジュアルにもセミフォーマルにも対応できる
・伝統的な着物感が出る
・帯を主役にコーディネートができる
<デメリット>
・半幅帯に比べて扱いづらい
いかがでしたか?デメリットも挙げましたが、お太鼓結びの魅力が伝わったでしょうか?
伝統的でクラシック、でも遊び心も満載のお太鼓結びにぜひ挑戦してみてくださいね。

着物レンタルではどちらの帯が人気なの?

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さて、半幅帯とお太鼓結び用の帯について書いてきましたが、着物レンタルではどちらが人気なのでしょうか?
扱いやすいこともあり、現在は、実は半幅帯の方が人気です。さまざまなアレンジができますし、ぺったりとした、椅子にもたれても邪魔にならない結び方もあります。
でも、どちらを結ぶかは、もちろんあなたの希望しだいです。
あなたのレンタルしたい着物や帯、どんな雰囲気でどんな風に京都を歩きたいかを、たくさん着物レンタル「梨花和服」スタッフに伝えてください。
心躍る素敵なコーディネートで京都を楽しむお手伝い、張り切ってさせていただきます!



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